アウトソシング Research Memo(8):21年12月期上期は計画上回る増収増益、上期ベースで過去最高更新(2)

■アウトソーシングの決算概要

2. 事業別の実績と主な活動
(1) 国内技術系アウトソーシング事業
売上収益は前年同期比14.1%増の57,530百万円、セグメント利益は同45.7%増の3,951百万円となった。計画に対しても、売上収益が若干下回ったものの、利益面では大きく上振れる進捗となった。コロナ禍においても、各産業におけるエンジニアニーズは引き続き高く、それに対応するための人材確保が順調に進んだことが業績の伸びにつながった。とりわけ採用面では、新卒採用(2,364名)やKENスクールスキームの活用等により、上期で5,220名と突出した実績を上げており、2021年6月末の外勤社員数は計画を上回る20,829名(前年同期末比3,002名増)と後発ながら業界トップの規模に躍進した。一方、売上収益が若干下振れたのは、リモート業務の比率が高まったことにより残業がなくなったことが理由であるが、その反面、リモート化による効率向上に伴って利益面では大きく上振れる進捗となっている。また、注力する「派遣2.0」についても、2021年6月末の稼働数は508に拡大。まだ、全体に占める構成比は小さいが、計画を上回るペースで伸びている。

(2) 国内製造系アウトソーシング事業
売上収益は前年同期比56.7%増の47,648百万円、セグメント利益は同48.9%増の3,809百万円となった。一方、計画に対しては、売上収益、利益面ともに若干下回る進捗となっている。製造派遣・請負については、コロナ禍からの生産復調が進むなかで、「CSM」による差別化提案が奏功し、受注獲得は計画を上回った。採用面でも、新卒採用や同業他社との採用アライアンス等により、2021年6月末の外勤社員数は計画を上回る20,126名(前年同期末比7,700名増)に増加した。ただ、計画を若干下回ったのは、福島沖地震や半導体工場火災に伴う生産停止が主因であるが、下期は受注好調に加え、上期休業分の代替生産が見込まれるため、影響は限定的である。一方、管理業務受託については、飲食料品製造、農業等を中心として技能実習生のニーズは引き続き旺盛であるものの、入国解禁は秋口以降段階的に開始されるものと想定しており、本格的な事業復調は来期以降と見込んでいる。2021年6月末の委託管理人数は21,607名(前期末比689名減)と突出したトップ水準を確保している。
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