23日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり155銘柄、値下がり62銘柄、変わらず8銘柄となった。

日経平均は続伸。先週末20日の米株式市場でNYダウは8.77ドル高とほぼ横ばい。中国人民銀行(中央銀行)が利下げを実施したことで世界経済の鈍化懸念が一時緩和するも、米国経済の景気後退懸念も根強く上値の重い展開。一方、オプション取引の満期日に伴うテクニカルな動きもあり、NYダウはプラス圏で終了。ナスダック総合指数は3日続落。週明けの日経平均は、時間外取引の米株価指数先物の上昇を支援要因に252.39円高からスタートすると、一時27000円を回復。6月からの水際対策緩和による経済回復への期待も寄与。ただ、戻り待ちの売りが根強く、その後は伸び悩む展開。朝方に大幅に下落していたアジア市況が下げ渋ったことやナスダック100先物が1%を超えて上昇していたことが投資家心理を向上させ、午後は再び買い優勢となり、終盤にかけて再び27000円に乗せた。

大引けの日経平均は前日比262.49円高の27001.52円となった。東証プライムの売買高は10億9799万株、売買代金は2兆6714億円だった。セクターでは保険、海運、医薬品を筆頭に全般買い優勢の展開で、鉄鋼、鉱業、石油・石炭、機械、空運の5業種のみが下落となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の78%、対して値下がり銘柄は19%となった。

値上がり寄与トップはファーストリテ、同2位はファナックとなり、2銘柄で日経平均を約43円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはSOMPOで7.93%高、同2位は東京海上で7.64%高だった。SOMPOは増配による利回り水準上昇や自社株買いが好感される形となり、東京海上も堅調な業績推移に加えて増配や自社株買いが評価材料視された。