ヒガシトゥエンティワン<9029>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比16.7%増の406.35億円、営業利益が同14.8%増の21.90億円、経常利益が同14.0%増の23.09億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.8%増の15.06億円となった。


運送事業の売上高は前期比9.0%増の229.11億円、セグメント利益は同19.8%増の28.00億円となった。オフィス移転事業が増加した。

倉庫事業の売上高は前期比33.9%増の106.93億円、セグメント利益は同10.5%減の8.54億円となった。大手eコマース向け業務の倉庫開設により売上が増加したものの、先行投資費用が発生した。

商品販売事業の売上高は前期比10.6%増の44.35億円、セグメント利益は同18.6%増の2.25億円となった。大口得意先に対する資材販売が増加した。

ウエルフェア事業の売上高は前期比9.2%増の10.66億円、セグメント利益は同12.8%増の1.59億円となった。福祉用具の貸出しにより売上が増加した。

その他の売上高は前期比87.8%増の15.27億円、セグメント利益は同174.1%増の3.04億円となった。2022年10月より旅人社の新規連結を開始した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.6%増の425.00億円、営業利益が同11.9%増の24.50億円、経常利益が同12.6%増の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の16.40億円を見込んでいる。

また、同日、2024年3月期の期末配当金を前回予想から2.00円増配の36.00円とすることを発表した。
これにより1株当たり年間配当金は36.00円(前期比6.00円増配)となる。
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