yutori<5892>は主に衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業を行っている。同社の事業は、Z 世代(1997 年から 2009 年に生まれた世代)を対象としたストリートファッションブランドを発端として、その後はストリートブランドに限らないファッションカテゴリーにおいて、アパレル商材の企画及び販売により規模を拡大してきた。
新規ブランドの立ち上げのほか、2023 年 3 月期には、M&A により「F-LAGSTUF-F(フラグスタフ)」、「Younger Song(ヤンガーソング)」、「Wudge Boy(ワッジボーイ)」などのブランドを取得し、ブランド展開戦略の多様化を図っている。

リアル店舗での販売ではなく、EC販売が主力となっている。主に同社の複数のブランドを取り扱うプラットフォーム型の自社 EC サイトである「YZ Store」、ZOZO<3092>の運営する「ZOZOTOWN」での販売が中心で、そのほかオフライン店舗での販売、および、国内外のセレクトショップへの卸販売も行う。全体の売上に対する構成比は、YZ Store39.5%、ZOZOTOWN32.3%、オフライン店舗25.9%、卸販売 2.1%、その他 0.2%となっている(2024 年 3 月期末時点)また広告宣伝として SNS マーケティングに注力しており、社内運用アカウントは合計で 91(2023 年 11 月 15 日時点)ある。特に Instagram 投稿に力を入れており足元でフォロワーは180万人を超える(2024年4月現在)

高成長が続いており、25年3月期も売上高は前期比30.0%増の5,615百万円、営業利益は同30.4%増の500百万円を計画している。粗利率は引き続き年間を通して約60%を目指す。
仕入先の集約をし、為替予約、値上げにより粗利率をコントロールする方針。