明豊エンタープライズ<8927>は27日、グループ会社で京都・滋賀を中心に建物管理を行うハウスセゾンエンタープライズが、AI、IoTで不動産のデジタルリノベーションを実現するライナフと業務提携契約を締結したことを発表。これにより、ハウスセゾンエンタープライズの管理物件へ、置き配用オートロック一時解錠サービス「スマート置き配」の導入を推進していく。


今回、ハウスセゾンエンタープライズで導入するライナフの「スマート置き配」サービスは、共用エントランスの鍵をデジタル化し、認証を受けた配送業者がオートロックを解錠できるIoT機材「Ninja Entrance」をオートロック付きマンションに設置することで、指定の置き場所に荷物を配達できるサービス。自動的に入館履歴が記録されるため、居住者も安心して荷物を受け取ることができる。これにより、居住者が不在の場合でも配送業者が効率的に荷物を届けることが可能となり、再配達の必要性が軽減される。また、初期費用やランニングコストがかからないため、宅配ボックスの導入が困難な物件でも気軽に導入でき、管理費用の削減にも寄与する。ハウスセゾンエンタープライズは今後、「スマート置き配」の導入・推進により2024年問題及び2030年問題に貢献し、入居者の利便性向上を実現していく。

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