[注目トピックス 日本株]ヒマラヤ Research Memo(9):売上高は売り場面積の増加を上回るペースで伸張

*19:25JST ヒマラヤ Research Memo(9):売上高は売り場面積の増加を上回るペースで伸張

■同業他社比較と株主還元策について

(1)同業他社比較

同業のアルペン<3028>、ゼビオ<8281>に関して、2012年10-12月決算が発表されたの
で、経営数値の比較を行った。なお、ヒマラヤ<7514>は決算月が9-11月決算と1ヶ月
ずれているために、売上高の大きい12月の数字が含まれていない(他社と比べて四半
期ごとの季節変動要因が大きい)。

まず、売上高および売り場面積に関して2011年10-12月期を100とした数値でみると、
直近四半期の売上高はヒマラヤが108.0と同業他社と比較して最も伸びていることが
わかる。ピーク四半期と比較すると落ちているが、これは同社の9-11月期が年度を通
して最も売上高の低くなる四半期となっているためだ。また、売り場面積の推移をみ
てもヒマラヤの増床率が最も高くなっている。同社の規模が同業2社と比べてまだ小
さく、積極的な出店施策を継続していることが背景となっている。また、同社は3社
のなかで唯一、売り場面積の増加を上回るペースで売上高が伸びている。効率の良い
店舗政策(スクラップ&ビルド)がなされている証左と言えよう。

次に、売上原価率と販管費率の推移だが、原価率に関しては3社ともに前年同期比で
改善している。これは2012年11月中旬以降の低気温により、冬物衣料品などの売上が
好調に推移したことが要因となっている。一方、販管費比率ではヒマラヤが前年同期
の水準を0.1ポイント下回った以外は、2社とも1ポイント以上上回る結果となった。
出店費用や広告宣伝費などの拡大が主因とみられる。逆に、ヒマラヤはB&Dとの経営
統合がでてきているほか、全体的に経費を抑制コントロールできたことが改善要因に
繋がった。

在庫回転率では、3社ともそれぞれ前年同期比で若干悪化しているが、新規出店用の
在庫積み増しなどの影響も入っており、特に問題の無い水準にあると言える。営業利
益率では四半期売上高の季節変動が大きいヒマラヤのみ直近四半期はマイナスとなっ
ているが、前年同期との比較でみれば0.9ポイントの改善となっており、3社の中では
最も改善度が大きかった。前述したように、原価率の改善は3社とも進んだが、販管
費率を抑制できたかどうかが、その差となって表れたと言えよう。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)


《FA》

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