[注目トピックス 日本株]タナベ経営 Research Memo(10):今期はセールスフォース社のCRMシステムの本稼働を予定

*19:16JST タナベ経営 Research Memo(10):今期はセールスフォース社のCRMシステムの本稼働を予定

■2014年3月期業績見通し

タナベ経営<9644>の、2014年3月期の会社側業績見通しは、売上高が前期比1.6%増の7,450百万円、営業利益が同7.0%増の600百万円、経常利益が同4.8%増の630百万円、当期純利益が同4.9%増の340百万円と増収増益を見込んでいる。

今期は新たにセールスフォース社のCRM(顧客管理)システムの導入を進めている。同システムではタブレット端末にも対応しており、どこにいても顧客情報を共有でき、迅速な対応が可能となる。顧客満足度の向上に繋がるだけでなく、生産性向上にも寄与するものとして期待され、同社では2013年10月からの本稼働を予定している。各事業部別の見通しは以下の通り。

(1)コンサルティング統轄本部
同部門の売上高は前期比0.3%増の3,400百万円が見込まれている。チームコンサル型経営協力サービスや各種会(戦略ドメイン研究会、マネジメント研究会)への注力によって、売上高の拡大を図っていく。

足元の状況は前期の流れを引き継いで、首都圏、東北地区の好調が続いているほか、中部地区においても自動車部品や航空部品会社向けの引き合いが回復してきていることから、会社売上計画はやや保守的な印象が強い。国内経済は「アベノミクス」効果により回復の兆しが見え始めており、中小企業の投資マインドも回復が期待されるだけに、今後の動向が注目される。

経営協力件数は前期比3.0%増の374社と過去最高を目指す。また、コンサルティング人員に関しては中途採用、サブコンサルタントからの昇格などで、前期比5名増の105名を見込んでいる。

(2)ネットワーク本部
同部門の売上高は前期比3.3%増の380百万円が見込まれている。コンサルタント部門との連携により、直接会員数の回復を継続していくほか、提携機関となる会計事務所や金融機関との連携を密にした勉強会などを積極的に進めていくことで、売上高の拡大を図っていく。

(3)SP事業部
同部門の売上高は前期比2.8%増の3,670百万円が見込まれている。手帳については前期並みとなるが、イベントプロモーション活動を中心に新規顧客開拓も進めながら販促支援事業、MD事業(顧客販売用商品の企画)ともに拡大が見込まれる。イベントプロモーションは従来、東京のみの展開であったが、人員増強で今期より名古屋、大阪でも展開していく計画だ。また、店頭プロモーションではPOPだけでなく、アニメ映画と小売・外食産業のコラボ商品などで企画販売に注力していく。

なお、2011年12月に上海に設立した販売促進支援サービス子会社に関しては、日本に輸入する販促商品の検品業務を行っていたが、2013年に入って現地日系企業向けの販促商品販売も開始している。品質管理面で現地ローカル企業との直接取引はまだリスクが高いと感じている日系企業からの引き合いが増えているようだ。同社にとっては、現地日系企業向けのサービスだけでなく、国内SP事業部においても新たな仕入先の開拓(新商材の発掘やコスト低減の可能性など)にも繋がることになり、競争力という点においてさらに強化されるものと期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)


《FA》

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