[注目トピックス 日本株]タカショー Research Memo(9):2025年3月期は売上高60,000百万円、経常利益5,000百万円へ

*19:27JST タカショー Research Memo(9):2025年3月期は売上高60,000百万円、経常利益5,000百万円へ

■決算動向

(4)成長戦略

タカショー<7590>は、「ガーデン&エクステリア ライフスタイル メーカー」として更なる成長を実現するため、1)垂直ビジネス、2)グローバルビジネス、3)トータル化ビジネス、4)近代化ビジネスの4つの方向性を掲げており、2025年3月期には売上高60,000百万円、経常利益5,000百万円を目指している。

1)垂直ビジネス
同社の特徴である「企画から製造、販売、卸、サービス(メンテナンス)までの一貫したビジネスモデル」を更に進化させ、現場視点による価値創造とコスト競争力を高めていく方針である。

2)グローバルビジネス
同社は、ガーデン及びエクステリア分野における幅広いソリューションを世界規模で提供できるオンリーワンとして、海外展開にも注力する。中国での生産能力及び生産効率を高め、ホームユースを中心に、米国、英国、ドイツ、オーストラリアのほか、韓国や現地中国への販路拡大を進めている。米国では通販会社のガーデナーズ社と提携しており、同社商品がカタログに掲載されている。英国では連結子会社化したベジトラグ社との連携等を中心に事業が進展。中国でも70店舗の販売ルートをもつ沂江正特との連携により拡販を図る。また、今後はプロユース向けの販路開拓にも注力する構えである。

3)トータル化ビジネス
同社は、ガーデン及びエクステリアの住宅領域に加え、市場規模の大きな非住宅領域であるコントラクト(非住宅市場向け建材、外装)にも本格参入した。ソリューション領域の更なる拡大を図るとともに、そこから派生する様々なニーズに対して、業態に捉われることなく、国内外のグループが一体となった価値提供を行っていく方針である。なお、コントラクトでは、需要が拡大している景観建材として「エバーアートウッド」や「エバーバンブー」等の提案を強化していく。また、同社のコンセプトである「5th Room」(庭をリビング、ダイニング、キッチン、ベッドルームに次ぐ5番目の部屋とする)に共感するメーカーや問屋、設計事務所、施工業者との連携強化を図るとともに、現場に合ったものを必要な分だけ一括で供給できる体制など、現場の価値を高める仕組みを構築することで、他社との差別化を図っていく。

4)近代化ビジネス
同社は、「庭からできる省エネ・節電」と銘打って「スマートリビングガーデン」を提唱している。その一環として、LEDのイルミネーション、ソーラーライト、ローボルトライト等、自然エネルギーの利用や省エネタイプの商品開発を通じて、庭でできる省エネ・節電をテーマに庭からのエコを提案している。また、最近、ハウスメーカーが注力している健康住宅や、注目が集まっている庭園療法(ガーデンセラピー)など、ライフサポート分野へも積極的に取り組む方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)


《FA》

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