以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人ブロガー三竿郁夫氏(ブログ「IA工房」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年12月14日に執筆
皆さんこんにちは、フィスコソーシャルレポーターの三竿です。
突然ですが、“デジタルイノベーション”で出遅れている業界・会社は何処だろう。外部要因で好景気が続いている業界や規制緩和の遅れている業界、そして世界から取り残されて日本でガラパゴス化している業界等だ。そんな業界で、いち早くデジタルイノベーションを自社のビジネスモデルや業務の中枢に適用していく会社が2019年以降業績を伸ばして株価上昇につながるのではないだろうか?
AIやロボットによる省力化という表面的な言葉と方針だけでは、その業界の真の課題解決には繋がらない。日本の他社の真似をするのではなく、それぞれの業界の現場でいままで解決できなかった本質的な課題に“デジタルイノベーション”を適用するという思考が重要だ。聞きかじりのAI, IoT, 省力化だけを連発する経営者、IT部門に全て頼る経営者ではだめだ。経営者は、『本質的な解決すべき課題』を明確にして、その問題を責任を持って解決するチームリーダーを決め予算を割り当てる。そのリーダーが、デジタルイノベーションチームづくりをして、その課題解決の具体的な目標を設定して最先端のAI/IoT技術を最大限に活用することを検討し、実践すれば良い。