[注目トピックス 日本株]オプティム Research Memo(4):2019年3月期は、公約どおり研究開発投資を使い〇〇×ITを推進

*15:34JST オプティム Research Memo(4):2019年3月期は、公約どおり研究開発投資を使い〇〇×ITを推進
■業績動向

1. 2019年3月期通期の業績概要
オプティム<3694>の2019年3月期通期は、売上高が前期比29.9%増の5,468百万円、営業利益が同76.0%減の96百万円、経常利益が同64.1%減の145百万円、当期純利益が同97.5%減の11百万円と大幅な増収とともに黒字での着地となった。期初から戦略的な開発投資を行うことを宣言しており、公約どおりの結果となった。

売上高は、創業来19期連続となる過去最高売上を達成。売上の中心である「Optimal Biz」においては、スマートフォン・タブレットの法人利用の拡大や学校教育市場の拡大、働き方改革向けの機能拡張などにより想定していたよりも順調にライセンス数が伸びた。新規分野であるOPTiM Cloud IoT OS関連では、各業界で業界を代表する企業や団体との協力体制の構築が進み、製品発売やビジネスモデル構築などの成果が相次いでいる。これに伴い、OPTiM Cloud IoT OSを利用するためのカスタマイズ、環境構築等が発生し、同社のスポット的な売上につながった。全体としては、8割強を占める既存分野(主にストック型)は20%を超える成長、2割弱の新規分野(現状では主にフロー型、カスタマイズ)で90%を超える成長となったもようだ。

各利益に関して、戦略的な研究開発投資を継続した。研究開発費の実績は2,146百万円(前期比約30%増、約450百万円増)を超えた。上期の営業損失が437百万円だったのに対して、下期の営業利益が534百万円となったのは、フロー型のカスタマイズ売上の検収時期が下期に集中し、上期は費用が先行したことが主な要因だ。2019年3月期は「ビジネスモデル確立と主要パートナーとの提携」をテーマに先行投資をする年と位置付けていたため、公約どおりしっかりと費用を使い、ミニマムの利益計上となった。


自己資本比率76.7%。無借金経営により極めて高い財務の安全性
2. 財務状況と経営指標
2019年3月期末の総資産は前期末比80百万円増の3,725百万円となった。うち流動資産は53百万円減の2,461百万円となった。主な減少は現金及び預金の527百万円減、主な増加は受取手形及び売掛金の426百万円増である。うち固定資産は133百万円増の1,263百万円であり、主な増加は投資その他の資産の166百万円増である。現金及び現金同等物の残高は1,127百万円である。

負債は前期末比143百万円増の868百万円となった。増加の要因は流動負債の143百万円増であり、未払法人税等の105百万円増が主な原因である。有利子負債はなく、無借金経営を貫く。

安全性に関する経営指標(2019年3月期)では、流動比率は293.5%、自己資本比率は76.7%となっており、無借金経営のため財務の安全性は極めて高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



《YM》

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