■株主還元策
品川リフラクトリーズ<5351>は、株主への安定した配当を確保しつつ将来に増配を心がけ、併せて企業体質の強化のため内部留保の充実を図ることを利益配分の基本方針としている。配当性向は、20%が目安とされている。
2019年3月期の1株当たり年間配当金は、期初予想では前期並みの80円(中間配当金40円、期末配当金40円)を予定していた。第2四半期業績が期初予想を大幅に上回ったことから、中間配当を60円へ、期末配当も60円に改めた。最終的には期末配当金を75円に引き上げ、年間配当金を135円とした。3期連続の増配となる。配当性向は20.2%であった。2020年3月期は、中間・期末とも65円とし、1株当たり年間配当金は130円、予想配当性向20.2%を計画している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
《SF》
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