*12:35JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~ 日経平均は大幅反発、東エレクとテルモの2銘柄で約43円押し上げ
27日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり62銘柄、変わらず6銘柄となった。

日経平均は大幅反発。
230.70円高の18895.30円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。26日の米株式市場でNYダウは大幅に3日続伸し、1351ドル高となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた2兆ドル規模の経済対策法案が上院で可決。27日には下院でも採決、成立するとみられており、景気下支えへの期待が高まった。なお、21日までの1週間の失業保険申請件数は328万3000件と市場予想(150万件程度)を大きく上回った。本日の日経平均も米株高の流れを引き継いで357円高からスタートすると、一時19366.29円(701.69円高)まで上昇。
しかし、朝方の買いが一巡すると伸び悩み、18900円を中心にもみ合う展開となった。

値上がり寄与トップは東京エレクトロン、同2位はテルモとなり、2銘柄で日経平均を約43円押し上げたほか、アドバンテ、信越化学、トレンド、ソフトバンクGなどがそれに続いた。前日の米国市場が強い動きとなり、SOX指数も6.8%の急騰、東京エレクトロンなど国内半導体関連株の追い風材料となっている。米国では25日にマイクロンが12-2月期の決算を発表、減収減益とはなったものの、新型コロナウイルスの影響が懸念された中、売上高、EPSともに市場予想を上回った。3-5月期見通しも市場予想並みの水準となっており、東京市場の半導体関連の足元業績に対する過度な警戒感後退に繋がっているもよう。一方、値下がり寄与上位銘柄には、ファミマ、ダイキン、7&iHD、ホンダ、オムロン、アサヒなどが並んだ。



*11:30現在


日経平均株価  18895.30(+230.70)

値上がり銘柄数 157(寄与度+282.37)
値下がり銘柄数  62(寄与度-51.67)
変わらず銘柄数  6

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 20915 595 +21.43
テルモ 3460 148 +21.33
アドバンテ 4490 185 +13.33
信越化 10560 330 +11.89
トレンド 5270 300 +10.81
ソフトバンクG 3825 47 +10.16
アステラス薬 1650.5 55 +9.91
京セラ 6385 130 +9.37
第一三共 7356 246 +8.86
エーザイ 7644 245 +8.83
ヤマハ 4470 180 +6.48
リクルートHD 2970 58.5 +6.32
大塚HD 3952 167 +6.02
TDK 8330 160 +5.76
塩野義 5070 156 +5.62
オリンパス 1507.5 39 +5.62
協和キリン 2448 145 +5.22
資生堂 6360 141 +5.08
武田 3354 121 +4.36
バンナムHD 5465 118 +4.25

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファミマ 1824 -57 -8.21
ダイキン 13305 -225 -8.11
7&iHD 3450 -127 -4.57
ホンダ 2483 -45 -3.24
オムロン 5570 -70 -2.52
アサヒ 3358 -69 -2.49
電通G 2171 -52 -1.87
セコム 8579 -51 -1.84
キヤノン 2345 -28.5 -1.54
リコー 776 -42 -1.51
エムスリー 2905 -16 -1.38
ガイシ 1465 -36 -1.30
住友不 2750 -36 -1.30
クレセゾン 1251 -33 -1.19
丸井G 1956 -32 -1.15
楽天 797 -25 -0.90
ミツコシイセタン 633 -24 -0.86
Jフロント 901 -39 -0.70
出光興産 2585 -48 -0.69
JR東海 17350 -180 -0.65


《AK》