■株主還元策
ベルシステム24ホールディングスは、株主に対する利益還元を最重要課題の1つとして認識しており、剰余金の配当を安定かつ継続的に実施し、業績の進捗状況に応じて配当性向及び必要な内部留保の充実などを総合的に勘案した上で、中期的には親会社の所有者に帰属する当期利益をベースに、連結配当性向50%を目標として、中間配当と期末配当の年2回の配当を行うことを基本方針としている。2019年2月期の中間配当18円、期末配当18円、合計36円から、2020年2月期には期初の計画どおり、中間配当21円、期末配当21円で合計42円に増配し、配当性向は44.1%となった。
2021年2月期の配当予想については、新型コロナウイルスによる影響を現時点において合理的に算定することが困難なことから未定としており、業績予想の開示が可能になった時点で、速やかに公表する予定である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
《YM》
当時の記事を読む
- [注目トピックス 日本株]藤商事 Research Memo(7):業績および配当性向を勘案し、安定配当を基本方針とする
- [注目トピックス 日本株]Iスペース Research Memo(8):配当性向は15~20%を目安に安定配当を実施
- [注目トピックス 日本株]Eギャランティ Research Memo(9):配当性向は30%程度を目安に実施、株主優待制度も導入
- [注目トピックス 日本株]パイプドHD Research Memo(9):2021年2月期は配当性向30%を公約としながらも金額は未定
- [注目トピックス 日本株]C&R社 Research Memo(12):配当性向20%を目途に連続増配を継続中。自己株取得も発表
- [注目トピックス 日本株]ベルシス24 Research Memo(10):次世代ベストCXパートナーとワークスタイル・イノベーションの両立目指す
- [注目トピックス 日本株]ベルシス24 Research Memo(1):前中期経営計画をおおむね達成し、次期中期経営計画で更なる成長を目指す
- [注目トピックス 日本株]ベルシス24 Research Memo(8):凸版印刷との資本業務提携によるシナジーが拡大