■株主還元策
三機サービスは、健全な財務構造の維持と積極的な利益還元に並行して取り組むことを、配当政策の基本方針としている。配当方針としては、配当性向は30%程度を目安に利益配当を行い、自己株式取得は株価水準や資金状況を勘案し、機動的に実施するとしている。なお、2020年5月期の1株当たり配当金については、業績及び新型コロナウイルス感染症の再感染拡大の可能性などを鑑み、財務基盤の強化を最優先課題と判断し、1株当たり25.0円(前期比5.0円減)とした。また、2021年5月期の配当予想については、今後の業績や財務状況等を勘案したうえで判断するとして、現時点では期末の配当については未定としている。
また、株主優待制度としては、毎年5月末日現在の株主名簿に記載または記録された株式1単元(100株)以上を保有している株主を対象として、QUOカード1,000円分を進呈している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《YM》
当時の記事を読む
-
[注目トピックス 日本株]TOKAI Research Memo(6):株主優待と配当を合わせた年間投資利回りは3~7%
-
[注目トピックス 日本株]城南進研 Research Memo(10):2021年3月期の配当は未定だが、株主優待は継続方針
-
[注目トピックス 日本株]エノモト---2021年3月期業績予想及び配当金を発表、配当は前期を上回る配当性向に
-
[注目トピックス 日本株]アサヒ衛陶 Research Memo(9):内部留保を充実させ将来の株主利益の確保に配慮する段階にあるとし、無配を継続
-
[注目トピックス 日本株]タマホーム Research Memo(9):減益見込みで減配予定も、株主優待も含めた単元当たり投資利回りは約6~7%に
-
Lib Work、株主優待を拡充して、分割前500株で配当 +優待利回り5%超に! 分割後もQUOカードやプレミ アム優待倶楽部のポイントがもらえる内容は据え置き
-
[注目トピックス 日本株]MRO Research Memo(5):利益成長により、速いペースの増配に期待。2020年12月期は配当金17円を予想
-
株主優待の魅力とリスク。これだけは知っていてほしい5つのポイント