ホープ 6230 -640
大幅に反落。9月2日に発行した行使許可条項付の第7回新株予約権について、割当先のみずほ証券に2000個(20万株相当)の行使を許可すると発表している。行使許可期間は25日から21年2月22日まで。行使許可で株式価値が希薄化するとの懸念が投資家の間に広がり、売り材料視されている。ホープ株は前日に直近高値の6880円まで急伸しており、利益確定売りも出ているようだ。
メディシノバ 609 +6
続伸。新型コロナウイルスワクチンの共同開発で、BC-PIV/S(非増殖型のウイルスベクタープラットフォームを利用したワクチン)のGMP製造に向け、Master Virus Seed Stock(BC-PIV/Sの製造に必要なシードウイルス)の製造を開始したと発表している。GMPは米食品医薬品局(FDA)が定めた医薬品などの製造品質管理基準。製造が完了次第、ワクチン製品候補BC-PIV/Sの製造と臨床治験を開始する。
アイリック 987 +150
ストップ高。オープンハウスと法人顧客・富裕層向けサービスで業務提携を締結したと発表している。自社の顧客をオープンハウスに紹介し、顧客ニーズの解決を支援する。また、100%子会社のインフォディオ(東京都文京区)が20年国勢調査などを対象とする「AI技術を用いた文字認識サービスの提供業務」を受託した。導入予定のスマートOCRシステムでは、数千万枚の活字・手書き文書などをデータ化できるという。