ADR(米国預託証券)の日本株は、トヨタ、ファナック、ソフトバンクG、ソニー、ファーストリテ、任天堂、ホンダ、HOYA、富士フイルム、コマツ、資生堂、TDK、オムロンなど、対東証比較(1ドル103.53円換算)で全般堅調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の28700円。
米国株式相場は続伸。ダウ平均は257.86ドル高の31188.38ドル、ナスダックは260.07ポイント高の13457.25ポイントで取引を終了した。第46代大統領にバイデン氏が宣誓就任し、新政権への期待に寄り付きから上昇。大規模財政策が景気回復や企業の業績拡大を支援するとの期待も強まり引けにかけては上げ幅を拡大し、株式総合指数は史上最高値を更新して終了した。
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円84銭から103円45銭まで下落し、103円55銭で引けた。米1月NAHB住宅市場指数は予想外に低下し、債券利回りは低下に転じたことでドル売り・円買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.2077ドルまで下落後、1.2118ドルまで反発し、1.2106ドルで引けた。新型コロナウイルス感染抑制のためドイツが規制措置を延長し、見通しが悪化したほか、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えてユーロ売りが優勢となった。