【ブラジル】ボベスパ指数 114647.99 +1.29%
15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1462.52ポイント高(+1.29%)の114647.99で取引を終了した。
113048.5から114776.1まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、新型コロナウイルス新規感染者数の減少傾向が続いていることも好感された。一方、弱い経済指標が足かせになった。8月の経済活動指数は前月比でマイナス0.15%となり、前月のプラス0.23%(改定値)と予想のマイナス0.05%を下回った。


【ロシア】MOEX指数 4261.82 +0.06%
15日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比2.69ポイント高(+0.06%)の4261.82で取引を終了した。4247.79から4282.15まで上昇した。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も支援材料となった。
ほかに、中国の景気対策への期待などが好感されよう。一方、指数の上値は重い。利上げ懸念などが引き続き指数の足かせとなった。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 3572.37 +0.40%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.09ポイント高(+0.40%)の3572.37ポイントと反発している。

中国の経済対策に期待感が強まっている。李克強・首相は14日、「中国の経済成長は足もとで減速しているが、通年発展目標の達成を確信している」と述べた。
中国の第3四半期GDP成長率などは、週明け18日に公表される。景気鈍化を不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は中盤からプラスに転じた。