中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
業種別では、不動産の上げが目立つ。信達地産(600657/SH)が5.2%高、新城控股集団(601155/SH)が2.9%高、金地集団(600383/SH)が2.4%高、緑地HD(600606/SH)が2.2%高、保利発展控股集団(600048/SH)が1.4%高で引けた。
エネルギー株もしっかり。中国中煤能源(601898/SH)が3.1%高、中国海洋石油(600938/SH)が2.3%高、中海油田服務(601808/SH)が2.2%高、中国石油天然気(601857/SH)が1.3%高で取引を終えた。素材株、自動車株、インフラ建設株、運輸株なども買われている。
半面、医薬株はさえない。健康元薬業集団(600380/SH)が3.7%、上海医薬集団(601607/SH)が2.8%、北京同仁堂(600085/SH)が1.7%、広州白雲山医薬集団(600332/SH)が1.4%ずつ下落した。公益株、ハイテク株、酒造・食品株、銀行株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.57ポイント(0.68%)安の229.29ポイント、深センB株指数が0.47ポイント(0.04%)高の1071.01ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)