売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、ぜいたく品などの消費が12月に大幅に増加したとの報告が同セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3608.34 +2.18%
12日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比76.84ポイント高(+2.18%)の3608.34ポイントと3日ぶりに反発した。約5年1カ月ぶりの高値水準を回復している。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は3.43%高と急伸した。約13年ぶりの高値水準を回復している。
安寄り後に買われる流れ。新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感はあるものの、中国の経済対策に対する期待感が相場を支えている。政策の恩恵を受けやすい銘柄群に物色の矛先が向かった。今年スタートした第14次5カ年計画(2021-25年)では、内需の拡大や科学技術の発展が主要なテーマとなっている。
《CS》
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