アカシックペンシルでトップウォーターのバス釣りを楽しみたい！【ジークラック】

2022年11月18日(金)07:02

河川や池など、さまざまなシチュエーションで楽しめるのが、バス釣りの魅力です。

水面を飛び出して食い付いてくるシーンを見たいなら、トップウォータールアーでアプローチするといいでしょう。

ジークラックとアカシブランドのコラボアイテム・アカシックペンシルが、2022年にリリース。

可愛いペンシルベイトを上手く操作して、ビッグバスを誘い出してみましょう。

ここでは、その特徴や使い方についてご紹介します。

アカシックペンシルとは

アカシックペンシルとは、2022年にジークラックからリリースされた、トップウォータールアーのことです。

カテゴリーは、ペンシルベイトに属していますから、回転プロップや羽根パーツなどは一切付いていません。

シンプルで可愛いフォルムは、使い込みたくなる魅力に溢れています。

全長は90mmと、コンパクトなサイズ。

ウエイトは、9.6gと、10gを下回る軽さです。

フックサイズは5番で、フッ素コーティング仕様のよく刺さるトレブルフックが、お腹と最後尾に付いています。

水面にアカシックペンシルを浮かせてみると、やや頭を上げて最後尾を下げた姿勢になります。

突っ立ち状態ではないですから、ここから水中へダイビングさせるようなアクションは、ちょっと難しいかもしれません。

そういう入力をロッドワークでおこなった場合、左右のどちらかへチカラが逃げるバランスに仕上げられています。

クイックに左右へ首を振ろうとするので、鋭いターンアクションがバスのリアクションを誘います。

発生する波はやや強めで、泡が付きまとうのが特徴といえるでしょう。

そしてアカシックペンシルのラインアイ部分に注目してください。

根元部分が、円形に凹んでいます。

ポッパーほどの凹みではないものの、水をとらえて前方に押し出す効果は、じゅうぶんに備えています。

凹みが小さく浅めですから、細かな泡になりやすいのでしょう。

まるでベイトフィッシュが、水面まで追い込まれたかのような泡が、複数散らばります。

この泡が、バスの捕食スイッチをオンにしてくれるのかもしれません。

トップウォーターでバスを誘うための要素が、丁寧に盛り込まれているペンシルベイトになっています。

アカシックペンシルでトップウォーターのバス釣りを楽しみたい！...の画像はこちら >>

出典：ジークラック

アカシックペンシルを操るためのタックルセッティング！

アカシックペンシルが活躍する釣り場は、ズバリ！風裏でさまざまなカバーが散らばっているエリアでしょうか。

アクションさせた後に残る波や泡が、しっかりと活きるシチュエーションを絞り込みたいものです。

ウエイトは9.6gもあって細長いフォルムなので、空気抵抗を抑えた飛距離の伸びを見せてくれます。

弾道は低く、着水音は静かにアプローチできると、それだけでバイトしてくるバスがいるはずです。

ロッドは、柔らかめのブランクスのほうが、飛びもゆるゆると放物線を描いてくれるでしょう。

リールは、16lb前後のモノフィラメントラインや、2.0号前後のPEラインがしっかりストックできるベイトリールなら、扱いやすいです。

合計8種類のカラーバリエーションからお気に入りのカラーを選ぼう！

アカシックペンシルには、全部で8種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●#001イエローヘッドオーロラFカラー

●#002レッドシャッドカラー

●#003ホログラムシャッドカラー

●#004ホログラムワカサギカラー

●#005メタルアユカラー

●#006ホットタイガーガエルカラー

●#007ピンクバックボーンカラー

●#008ゴーストギルカラー

どれも水面でよく目立つ配色になっていて、遠くにいるバスからも発見されやすいでしょう。

アカシックペンシルのデモンストレーション動画はこちら

出典：YouTube

アカシックペンシルをキャストするのにおすすめのタックルを選んでみた！

アカシックペンシルをキャストしてドッグウォークさせるのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、低弾性カーボン素材もしくはグラスコンポジット素材のブランクスを採用した、ショートレングスなベイトロッドがマッチします。

リールは、軽くて操作性の高いベイトリールが、長時間の釣りにも耐えられるでしょう。

シマノ(SHIMANO) バスロッドロッドバスワン XT ベイト 162M-2

シマノからリリースされている、比較的ショートレングスな2ピース仕様のベイトロッドです。

持ち運び便利でレギュラーテーパー、グラス素材も含まれていますから、ガチガチのブランクスではありません。

ラインスラックを活用しながら、水面でアカシックペンシルを滑らせるのに向いているでしょう。

全長は1.88mで、仕舞寸法は97.2cmにまで縮まります。

ウエイトは110gですから、手首やヒジ・腕などが疲れてしまう心配は要らないといえそうです。

先径は1.7mmで、適合するルアーウェイトは7gから21gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでです。

グリップの長さは215mm、ブランクスのカーボン素材含有率は89.7%になります。

実際に手に取って継いでみると、負荷に対してしっかりと曲がり込むテイストに仕上がっています。

やや張りは感じますが、バイトを弾いてしまう程度のものではありません。

気になる人は、同じ長さでMLパワーブランクスのものもラインナップされていますから、そちらも手に取ってみてください。

実売価格は7千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

トップウォーターのバス釣りをこれから始めてみたいな！と考えている人なら、初期費用を抑えられるメリットもこのベイトロッドは持っていることになります。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール両軸 19 SLX MGL 70 右バス釣りラバージグ点撃ちマキモノ

同じくシマノから発売中の、ベーシックなスペックを持ったベイトリールです。

ロープロファイルデザインなので、ロッド装着した状態でパーミングしやすく、スナップを活かしたロッドワークを繰り出しやすくなっています。

ギア比は6.3対1なので、ハンドルを1回転させると、63cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

ラインスラックが出やすいですし、回収もスピーディーにおこなえますから、ペンシルベイトの首振りを発生させるのに適しています。

最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは190g。

スプール寸法は、直径が32mmで幅が23mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを80m巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個装備しています。

実際にフィールドで使ってみると、遠心ブレーキシステムはしっかり制動してくれますし、飛距離はイメージ通りに伸びてくれます。

後半の伸びが良いので、オーバーハングの奥へ届けることも可能でしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

レベルワインドの周辺にゴミが溜まると、巻き上げの際にトラブルにつながりますから、釣行から帰宅したら洗浄メンテナンスを念入りにおこないましょう。

アカシックペンシルを駆使してトップウォーターのバス釣りを楽しもう！

アカシックペンシルの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか？

メーカー希望販売価格は、1,700円です。

頭の部分が膨れていて、浮力が高めなのが伝わってきます。

これを無理やり水中へダイブさせようとしても、跳ね返って水面で暴れますから、そのピンポン玉のような動きを左右へのターンに絡めてアクションさせてみましょう。

水絡みのいいペンシルベイトとして、使えるシーンがどんどん増え続けるに違いありません。

ジークラック公式サイト