河川の河口域に広がる藻場や干潟・牡蠣殻エリアには、チヌ・キビレが定着する傾向が強いです。

特に水温が上がる季節には顕著で、水面を攪拌してくれるポッパーが有効でしょう。



シマノのブレニアス ライズポップ50F/65Fなら、大小2種類のサイズをローテーションしながら、チヌのバイトを呼び込めるはず。

2023年には新しいカラーバリエーションが追加ラインナップ、ますます活用しやすくなります。

その特徴やアプローチ方法について、詳しくご紹介しましょう。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fとは

ブレニアス ライズポップ50F/65Fとは、シマノから発売中のチヌ釣り用フローティングポッパーのことです。

サイズ設定は2種類用意されていて、小さいほうが、50F。

全長50mmでウエイトは7gですから、スピニングタックルを用いれはロングキャストも可能でしょう。

小粒なボリュームは、チヌのバイトを逃さずにフックアップできるはずです。

フックは、10番サイズのトレブルフックが、お腹側と最後尾に付いています。

そして大きいほうは、65F。

全長65mmでウエイトは9gにアップ、これならベイトタックルでも楽にキャスト可能です。

ボリュームが膨らんだおかげで、チヌに見つけてもらいやすいでしょう。

フックは、8番サイズのトレブルフックが前後に装備されています。

実際にブレニアス ライズポップ50F/65Fのどちらも使ってみました。



着水時に波紋は小さめなので、定着しているチヌを散らしてしまったり、警戒心を膨らませる展開にはなりにくいでしょう。

ロッドティップを立ててロッドワークを開始すると、水飛沫が前方へ飛び散ります。

それと同時に、ルアーの真上にも水が打ち上がっています。

これは、ブレニアス ライズポップ50F/65Fの頭部に開いている穴=バブルチャンバーによるもの。

まるでクジラが水飛沫を立ち上げるように、頭上に向けて噴水します。

当然広範囲の水面を揺らすことにつながり、チヌが気づく機会が増えるでしょう。

また直進性に優れているのも、このポッパーの特徴です。

チヌはルアーを見つけたら追従してきますが、大きくドッグウォークさせて首を振ると、ミスバイトが多発することがあります。

それを防ぐには、直進性の高いルアーで誘い、そのままバイトに持ち込むようにすること。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fが安定した釣果を誇っているのは、このメリットを保持しているからでしょう。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fに2023年新しいカラ...の画像はこちら >>

出典:シマノ

シマノオリジナルのスケールブーストを搭載しているブレニアス ライズポップ50F/65F!

ブレニアス ライズポップ50F/65Fには、体側にリアルなウロコ模様=スケールブーストが施されています。

接近してきたチヌがこれを目の当たりにしたら、バイトせずにはいられないでしょう。

特にイワシの群れを追っているときのチヌは、ベイトフィッシュの要素を含んでいるカラーに強く反応してくれます。



水深は50cm程度の場所のほうが、イワシが追い込まれて捕食されるケースがあり、そこでブレニアス ライズポップ50F/65Fを操るほうがバイトチャンスに直結するでしょう。

合計3種類のカラーバリエーションが追加ラインナップ!

ブレニアス ライズポップ50F/65Fには、2023年3種類のカラーバリーションエが追加ラインナップされます。

●019 STクリアピンクカラー

●020 STクリームソーダカラー

●021 STクリアアカキンカラー

ピンク系やアカキン系の配色は、チヌ釣りに実績のある定番カラーなので期待できます。

ブルー系のSTクリームソーダカラーは、日陰や暗部でブラックアウトしにくい配色です。

いつまでも見え続けるカラーとして、チヌ釣りに刺激を与えてくれる配色なのは間違いなさそうです。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fに2023年新しいカラー登場!シマノのチヌ釣り用ポッパー
ルアーのアップ写真

出典:シマノ

ブレニアス ライズポップ50F/65Fをキャストして操作するのに使ってみたいおすすめタックルを選んでみた!

ブレニアス ライズポップ50F/65Fをロングキャストして水面で躍らせてみたくなる、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

ロッドは、長めブランクスでしなやかなスピニングロッドがマッチします。

リールは、2500番以上のラインキャパを持ったスピニングリールが使いやすいでしょう。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fに2023年新しいカラー登場!シマノのチヌ釣り用ポッパー

シマノ(SHIMANO) チニングロッド 20 ブレニアス BB S70ML ブリームゲーム クロダイ キビレ テクニカルプラッギング

シマノのチヌ釣り用スピニングロッド・ブレニアスBBシリーズの中から、7.0ftのMLパワーブランクスモデルを選んでみました。

全長は2.13mあるので、ロングキャストしやすいでしょう。

2ピース仕様ですから、仕舞寸法は109.5cmになります。

ここまで短く収まるなら、クルマに載せる際も楽に作業できるでしょう。

ウエイトは102gと軽めで、先径は1.5mmと細めです。

適合するルアーウェイトは、3gから18gまでなので、ブレニアス ライズポップ50F/65Fを遠くまで飛ばすのに向いています。



適合するラインは、PEラインなら0.4号から1号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.4%になっています。

実際に手に取って継いでみると、とてもしなやかに曲がってくれるブランクスです。

継目も張り過ぎず、美しいベンディングカーブを描いてくれるのがいい感じです。

グリップ周りは細身シェイプで握りやすく、大型サイズのチヌが掛かっても対応しやすいでしょう。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に収まっています。

市街地の河川でチヌ釣りをする場合、ロッドティップが護岸などの人工ストラクチャーに接触しないように注意してください。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fに2023年新しいカラー登場!シマノのチヌ釣り用ポッパー

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 サハラ 2500

シマノの汎用型スピニングリール・サハラシリーズの中から、2500番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は5.0対1になっていて、ハンドル1巻きにつき73cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

実用ドラグ力は3.5kgで、最大ドラグ力は9.0kgです。

ラインキャパは、PEラインなら1.5号を220m、モノフィラメントラインなら2.5号を150m巻けます。

ウエイトは240gで、ハンドルの長さは55mm。



ボールベアリングは、4個装備しています。

実際に手に取ってハンドルを回してみると、とてもスムーズに回転を続けてくれます。

ローター回転も滑らかに追従してくれますから、細やかなロッドワークに合わせてラインスラックを回収し、ブレニアス ライズポップ50F/65Fに直線的な動きを与えられるでしょう。

実売価格は6千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

これからチヌ・キビレをルアーで狙う人に、購入を検討しやすい1台ではないでしょうか。

釣り場は汽水域が多くなりますが、水には塩気がじゅうぶん含まれているので、使用後に放置しているとサビで傷んでしまうかもしれません。

ラインローラー部分を中心に、丁寧な水洗いメンテナンスをおこない、日陰で乾燥させてください。

ブレニアス ライズポップ50F/65F追加カラーの気になる発売日はいつ?

ブレニアス ライズポップ50F/65F追加カラーの気になる発売日は、2023年の5月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,500円です。

チヌ釣りに用いられるルアーとして、ポッパーはとても有名です。

もし以前から使っていて、バイトがあるのになかなかフックに乗らないと感じていたら、首振りアクションではなく真っ直ぐに泳がせてみましょう。

ブレニアス ライズポップ50F/65Fなら、直進させやすいデザイン+バランスですから、安定した釣果を叩き出せるでしょう。

シマノ公式サイト

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