2008年Jリーグ。鹿島が2連覇、千葉は7分間で奇跡のJ1残留。北京五輪では…【Jリーグ平成全史(16)】

 13位の大宮と14位の新潟には自動降格の可能性がなく、大宮は引き分け以上、新潟は勝てば自力残留を決められる状況だった。千葉は得失点差で東京Vや磐田を大きく下回っており、逆転残留には「東京Vと磐田がともに敗れたうえで勝利」という厳しい条件をクリアしなければ自動降格を避けることができない。

 だが、奇跡は起きた。カボレと長友佑都にゴールを許しFC東京に2点の先行を許した千葉だったが、終盤に怒涛の反撃を見せる。74分の新居辰基の1点をきっかけに、77分に谷澤達也、80分にレイナウドと立て続けにゴールを奪って、わずか7分で逆転に成功する。そして最後は85分に谷澤が再び決めて、4-2で大逆転勝利を収めて他会場の結果を待った。

 ホームに川崎Fを迎えていた東京Vは後半途中まで0-0のまま粘っていたが、64分にレナチーニョ、89分に中村憲剛と2点を失って敗戦。さらに磐田も終盤まで0-0で耐えていたが、75分に小林大悟にゴールを破られ大宮に敗れた。

 千葉は絶体絶命の状況からの奇跡的な逆転劇で自力残留を手繰り寄せた。FC東京に勝利したうえで、磐田と東京Vがともに敗れるという厳しい条件を大逆転でクリアしたのである。17位になった東京VはJ1昇格から1年でJ2降格、16位になった磐田はベガルタ仙台とのJ1・J2入れ替え戦に回ることとなった。

 その入れ替え戦は第1戦で1-1、第2戦は2-1となり2戦合計3-2。磐田がホームで勝利を収め、J1残留を決めた。第1戦で1ゴール、第2戦で2ゴールを奪い、磐田の全得点を記録したプロ2年目の松浦拓弥がヒーローとなった。


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