FIFA汚職事件にJFA小倉名誉会長「日韓ではそんな余地がなかった」

FIFA汚職事件にJFA小倉名誉会長「日韓ではそんな余地がなかった」
FIFA汚職事件について語った小倉純二名誉会長【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)の幹部らが逮捕された汚職事件について、日本サッカー協会(JFA)の小倉純二名誉会長が28日コメントした。

 小倉名誉会長は2002年から9年間FIFAの理事を務めた。今回の事件については「びっくりです」と驚きを語っている。

「そういう事件(逮捕)が起きること自体に驚いています。私は9年間FIFAにいましたが、警察に捕まるなんてことは1回もありませんでした。内部で告発されたことはあっても、逮捕された人なんていないですよ」

 これによりFIFAの信用が大きく低下することが懸念されているが、同氏は「私はFIFAを信じているところがある」と信頼を強調した。

「私がいた時はワールドカップを開催することでお金を集め、発展途上国に協会を作ってきました。今では全ての国が本部とトレーニングセンターを持つようになりましたが、こんなことはFIFAにしかできないことです」

「209の全ての本部がメールアドレスを持つ。これは世界最大の通信網を築き上げたということなんですね」

 同氏は今回の事件について「悲しいです。何が事実なのか、はっきりしてほしい」とした上で、「早く正常なFIFAに戻ってほしい」と早期解決を希望した。

 一方で、今回の事件では連邦捜査局(FBI)は過去20年間の汚職事件を調査してFIFAを訴えたといわれている。20年間といえば、当然ながら2002年の日韓ワールドカップも期間内となる。JFAは汚職に巻き込まれなかったかという質問について、同氏は次のように語っている。

「2002年W杯の時は全ての情報がオープンになっていたんですね。帳簿が公開され、そんなこと(汚職)ができる余地がなかったのです」

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