「パニクるな!」 岐路に立つテスラとイーロン・マスク

「パニクるな!」 岐路に立つテスラとイーロン・マスク
革新的なモノやサービスを生み出し、世の中の仕組みまで変えてしまう実業家を「ビジョナリー」経営者と呼ぶ。

「ビジョン」とは何かが見えること、視力、あるいは目に見える像のことだ。ビジョナリーという言葉には、凡人にはよく見えない未来を鋭く見通す眼力を備え、その夢に形を与えるために集団を引っ張っていくリーダー、というニュアンスがある。

ビジョナリー経営者の動きはダイナミックで、ハタで見ていると刺激的でワクワクさせられる。でも、投資となるとそうは言っていられない。ビジョナリーは時に、全財産を投じて大きな勝負に出る。大成功か、それとも破綻か。真ん中はないー。こういう会社に投資をしたら、同じ船に乗って荒波を被ることになる。

昔、日本のアナリストをやっていたとき、ソフトバンクを担当したことがある。時価総額が20兆円を超えて一時トヨタ自動車を抜いたITバブルのピークから、バブルが弾けて2カ月で価が7割も下がった頃だ。すでに投資損で800億円の赤字が出ているのに、孫正義社長がブロードバンド事業参入で大規模投資を決め、5000億円という負債を抱え込んだ。会社が潰れるんじゃないかと慌てた投資家も多かった。

「パニクるな!」 岐路に立つテスラとイーロン・マスク


ソフトバンクはスプリント買収などに絡んで今でも15兆円の負債を背負いこみ、財務を懸念する声は相変わらず強い。でも加入者から毎月料金を徴収できる通信事業を取り込んだことで、昔と比べて事業のキャッシュフローはずっと安定している。今や時価総額12兆円だから、多くの投資家が見放して時価総額が3000億円以下に下がった2002年に買っていたら、リターンは40倍だ。

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「「パニクるな!」 岐路に立つテスラとイーロン・マスク」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    車の国のアメリカでエンジンがない電気車がはやるとは思えない。

    0
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