そこでは、すべてうずら卵を使用した、料理を販売している。1番人気は、うずらの卵を13個も使用した、「フランスうずらの贅沢オムライス」。
ほかのメニューにも、自慢のうずらの卵がふんだんに使われている。




そして今、本木さんは、日本でも世界でも初めてと言われる、偉業を成し遂げていた。それがこちら。

一見、見た目は普通のうずらの卵と変わらないが、本木さんによると、10年以上かけて世界初のうずらの卵を完成させたという。一体何が世界初なのか?
それは、世界初うずらの半熟卵ということ。
これまで、いろんなやきとり店が、うずらの半熟卵を作っても、殻を剥(む)くときに、中身が潰れてしまっていた。
そんなお店の悲鳴を受け、本木さんはゆで方を試行錯誤し、半熟のうずらの卵を世界で初めて大量生産できるようにした。
木本さんいわく「ここまでの半熟はうちだけ」とのこと。

激安中華が食べられるのも、鮮度が命の生菓子が食べられるのも、うずらの半熟卵が食べられるのも、すべて“埼玉のおかげ”だった。