公開中の映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」で、“日本のゴッドファーザー”と呼ばれるマフィアのボス・赤星栄介役を演じる江口洋介が、自身の役への思いを熱く語った。
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が扮するコンフィデンスマン=信用詐欺師らの活躍が描かれる人気の痛快エンターテインメントコメディ「コンフィデンスマンJP」シリーズ。その最新作『英雄編』が公開中。
本作は、長澤演じるダー子、東出演じるボクちゃん、小日向演じるリチャードが世界遺産の都市、マルタ島・ヴァレッタを舞台に、壮大なダマし合いを展開。3人に加え、五十嵐(小手伸也)や赤星栄介(江口洋介)などお馴染みのキャラクターも登場し、シリーズ史上もっとも先の読めない展開とストーリーで、見る者を物語の中へと引き込んでいく。
フジテレビュー!!は、ドラマ第1話で登場して以来、劇場版3作でも連続してダー子たちの宿敵を演じた江口にインタビュー。『英雄編』での赤星の立ち位置の変化をはじめ、役に対する深い思い、そしてシリーズがなぜ多くの人に愛されるのかを聞いた。
<江口洋介 インタビュー>
監督からのいつもと違った要求を受け「演じるのが難しかった」

──ドラマ版の第1話(ゴッドファーザー編)で“オサカナ(ターゲット)”として初登場して以来、ダー子たちの好敵手としてシリーズに欠かせない存在の赤星栄介ですが、『英雄編』では立ち位置に少し変化が見られます。ご自身は、その辺りをどう捉えていますか?