
2012年10月25日、韓国・ソウル市の地下で100年前に作られたと推定される下水管渠が発見されたことが韓国メディアによって報道された。
(参考:韓国で”下水を上水水源の川に排水した件”が大問題に -発覚後は逆流で垂れ流しに)
image from d’n'c
今から100年前の下水管渠であるがまだ本来の機能を有しているとのことだ。発見場所はソウル市の中心地・乙支路入口駅周辺とされている。下水管渠は直径1.5メートル、長さが300m。赤レンガとコンクリートで造られたものだ。
韓国では、この下水管渠は約100年前の日帝強制占領中に作られたものであると推定している。発見された下水管渠は非常に保存状態が良好であり、ソウル市と韓国・は文化財庁は協議の上、文化財登録を行うことを検討している。
同市では、地下に同様の下水管渠が存在するとみており、全数把握と精細な調査を行ったうえで保全計画を実施するとしている。「反日」が国是であり、竹島問題を巡り対立が先鋭化している中で、「日帝」の遺物を文化財とするソウル市に対し、国民からの反発は出ないのだろうか。