
2012年12月15日、山口県下関市の市立水族館「海響館」でシロナガスクジラの全身骨格標本のすす払いが行われた。
(参考:東京スカイツリータウンの「すみだ水族館」が5月22日にオープン-公式サイトで予約受付開始)
image from 海響館
全長26メートルと推定されるシロナガスクジラの全身骨格標本のすす払いは年末恒例行事となっている。同標本はノルウェー・トロムソ大学の博物館から借りている物である。地球最大の動物であるシロナガスクジラの標本は非常に貴重であり、世界でも数体、日本の水族館では「海響館」の展示が唯一のものとなっている。
すす払いは2001年の開館以来続いているものである。今年も解説ボランティアの方など約20人が参加して行われた。貴重な標本に傷がつかないように筆やはけを使って行われる。
地球最大の動物の骨格標本を小さな筆などですす払いするのであるから大変な作業だ。