
2012年12月21日、三菱樹脂から河川の護岸侵食を防ぐコンクリートブロックマット「ゴビマット(R)」シリーズから「ゴビマット(R)水辺緑化型」が新発売となった。
(参照:文化シヤッター 「ゲリラ豪雨」対策、シャッタータイプの簡易型止水シート「止めピタ」を新発売)
Image from 三菱樹脂
新製品「ゴビマット(R)水辺緑化型」は水田周辺などの小規模水路の水辺や水中を緑化することによって水生生物が生育しやすい環境を整えるのが大きな特徴で、メダカやカエルの一部が環境省の絶滅危惧種に指定されている現状にとっては光明となりそうだ。
同製品を用いた水際と水中緑化における水生生物の生育状況の観察はすでに2008年から宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団と「ナマズのがっこう」会員の伊豆沼・内沼ナマズ・ドジョウ研究会の協力を得、継続して行なっており、本年6月には水路にメダカの産卵も確認されている。