
株式会社NTT西日本アセット・プランニングは、西日本電信電話株式会社とともに、2013年4月6日より水耕栽培によるレンタル農園「みえーるエコ畑」を開園する。
(参照:NTTファシリティーズ 名古屋大学に水浄化システム「ソーラーUFO」を設置)
Image from 株式会社NTT西日本アセット・プランニング
水耕栽培とは土を使用せず、植物の成長に必要な養分を水に溶かし入れ、その培養液のみで育てる養液栽培のことを指す。ほとんどが屋内であり、栄養や照明、温度といった環境が最適化されていることが多く、土耕栽培に比べ成長が早いところに特徴がある。
環境を細かにコントロールすることから、季節を問わない栽培が可能であり、露地栽培より作物を短期間で収穫できる。また、室内環境のため、害虫などの心配もほとんど必要ない。よって無農薬栽培が可能となる。また、今回独自の取り組みとして、栽培室内にWebカメラが取り付けられているため、生育状態を自宅にいながら確認することも可能だ。
今回のレンタル農園事業開始の背景には、保有不動産を有効活用する不動産賃貸ビジネスの推進活動がある。NTT西日本グループはグリーンNTT西日本戦略の生物多様性保全活動「みどりいっぱいプロジェクト」に取り組んでおり、その一環として、さらなるビジネス拡大のため、新たな貸付用途を創出する目的で実施されている。特に農地の少ない都市部で野菜作りを楽しんでもらえたらという狙いがあったという。