東日本大震災で被災していた栃木県真岡市の井頭公園一万人プールが、2013年7月13日に新装開業することを明らかにした。(参照:道頓堀プール準備会社設立、2015年の道頓堀巨大プールを目指して準備開始)
Image from 井頭公園一万人プール井頭公園一万人プールは「まんぷー」の愛称で地元住民に愛されている大型の公共プールである。一般的な遊泳プールのほかに、幼児や子供専用のプール、ウォータースライダーや流れるプールもあり、広い敷地にたくさんの種類のプールを揃えていることで、夏の暑い時期は多くの人で賑わう。
しかし2011年に東日本大震災に見舞われてからは一時休業。復旧工事とともにリニューアルに着手し、2012年は一部のプールでのみ営業していた。今年は予定していた復旧工事を終え、全面開業できる見通しが立った。同県の県土整備部によると、今回の工事の総額は約20億円。
今回のリニューアルにともない、子供向けの遊具が充実。レストランが通年営業となったことに加え、休憩スペースも拡充されたので、より家族連れで楽しく遊べるようになった。井頭公園をジョギングなどで訪れる利用客用に、更衣室やシャワーも新設されたという。
利用料金は以前と同じ、大人1,100円、高校生900円、小中学生400円、幼児200円となっている。