
7月26日、福井県沖の若狭湾にて海上自衛隊鶴舞基地による展示訓練が行われた。展示訓練とは、普段あまり国民の目に触れない訓練内容を多くの人に見てもらうことを目的としたもの。
(参照:長崎県 津波想定した防災訓練を2800名がかりで実施)
Photo by Matoken
同基地の展示訓練は2年ぶりのことで、沖に観客を乗せた護衛艦5隻と他の基地所属の艦艇を含めた護衛艦、補給艦など合わせて計14隻が整然と並んだ。航空機5機も参加し、普段見られない大迫力の訓練に多くの人々が見入っていた。
護衛艦5隻には観客2500名が分かれて乗り込み、縦に並んだ艦艇の列が別の護衛艦とすれ違ったり、潜水艦が浮上する様子を見学。巧みな操艦技術に何度も歓声があがった。なお、展示訓練は次の日27日も実施される。
また、27日は舞鶴基地の北吸岸壁と舞鶴航空基地にて、航空機や陸上自衛隊の戦車の展示などがある「サマーフェスタ」が開催され多くの家族連れなどでにぎわいを見せた。