
MLBでは4日(日本時間5日)に今季ゴールドグラブ賞が発表され、これから各賞の発表が本格化する季節となる。そこでMLB公式サイトでは、史上を彩る歴代MVP選手175人を大胆にもランク付け。堂々の1位に輝いたのは、2001年にナMVPを受賞したバリー・ボンズ(ジャイアンツ)だった。
この年ボンズは73本塁打を放ち、177四球を選んで出塁に成功。この年のOPS+(出塁率と長打率の合計に球場などの要素を補正した数値)は259で、リーグ平均100を大幅に上回る数となった。
2位には1968年のボブ・ギブソン(カージナルス)、3位には2004年のボンズ(ジャイアンツ)、4位は1956年ミッキー・マントル(ヤンキース)、5位には2002年ボンズ(ジャイアンツ)がランクインする中、日本人メジャーリーガーで唯一MVP受賞経験のあるイチローは何位にラインクインしたのだろうか。
リストをたどっていくと、イチローの名前は72位に登場する。カギとなる成績として、打率.322、242安打、56盗塁が挙げられ、イチローがいかに“トータルパッケージ”の選手かがわかる。寸評では「イチローが野球界でどんな意味を持つのかというだけでも、さらにリスト上位に食い込めるだろうか? もちろん」と記されており、その後史上30人目とある3000安打達成を果たしたことなど、2001年以降の功績にも目を向けていた。