絶体絶命のピンチを最少失点で切り抜けた日ハム玉井 栗山監督も称賛「怖がらず」

絶体絶命のピンチを最少失点で切り抜けた日ハム玉井 栗山監督も称賛「怖がらず」
日本ハム・玉井大翔【写真:石川加奈子】
延長10回無死満塁で登板し、押し出しによる1点に止める

■日本ハム 2-2 広島(交流戦・13日・札幌ドーム)

 日本ハムの玉井大翔投手が13日、本拠地広島戦で無死満塁のピンチを1失点に切り抜ける好投を見せた。

 今季24試合目の登板は、これ以上ないほどしびれる場面で巡ってきた。延長10回に登板した公文克彦投手が安打と犠打失策などで広げた無死満塁のピンチでマウンドに上がる。

 迎える打者は得点圏打率4割の菊池涼。カットボールでボテボテの三ゴロに打ち取ると、続くバティスタには内角に直球を投げ込んで三ゴロを打たせ、2死までこぎつけた。4番の鈴木にはフルカウントから押し出し四球を与えたものの「1点は取られたけれど、粘ったら(逆転の)可能性はあると思った」と続く西川を左飛に仕留めた。

 その裏に王柏融外野手の適時二塁打で同点に追いつき、結果的に延長12回引き分けに持ち込んだ。

 絶体絶命の場面で玉井を送り込んだ栗山英樹監督は「投げっぷりが良く、怖がらず、一生懸命やってくれた。次につながる」と高く評価した。玉井自身も「自分としても攻めたつもり。ああいう場面でもバッターと勝負できたということを強みとしてやっていきたい」と自信をつかんだ様子だった。

 クローザーの秋吉亮投手が右足太もも肉離れで離脱する中、リリーフ陣の踏ん張りでセ・リーグ首位の広島に2勝1分けと勝ち越した。玉井は「チームの状態も雰囲気もいいので、最少失点でつなげていけたら」と改めてフル回転を誓っていた。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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