日ハム中田、1000万円増の2.9億円で更改 4番争奪戦を大歓迎「切磋琢磨して…」

日ハム中田、1000万円増の2.9億円で更改 4番争奪戦を大歓迎「切磋琢磨して…」
契約更改に臨んだ日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】
3年契約1年目の今季は打率.242、80打点、24本塁打に終わった

 来季3年契約の2年目を迎える日本ハムの中田翔内野手が3日、札幌市の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円増の2億9000万円でサインした(金額は推定)。

 栗山英樹監督が就任した2012年から4番を務める主砲は、勃発した「4番争奪戦」を歓迎した。この日、中田よりもひと足先に契約更改して初めて年俸を1億円の大台に乗せた大田泰示外野手が来季4番を狙うことを宣言。宣戦布告を伝え聞いた中田は「泰示自身、4番を打てる力は今すぐにあるしね。4番を打てる選手はほかに何人かいますから。みんながそこを目標にすることによって、チームの強みになる。切磋琢磨して頑張りたいと思います」とうなずいた。

 心の中では、若手が名乗りを上げた喜びと、4番の座は譲らないという思いが入り混じっていた。「チームとしてはすごくいいことだと思いますし、自分も負けないように頑張んらないといけないですしね」と穏やかな笑みを浮かべた。

 今季は悔いの残るシーズンだった。7月末時点の成績は打率.262、68打点、23本塁打と好調だったが、7月31日に右手母指球部を痛めた。その後戦線離脱すると、チームは首位争いから最下位争いに転じた。結局124試合に出場して打率.242、80打点、24本塁打。「打点が少なすぎる。最低100は打たないと。チームを離れた時期も悪かった」と苦しい時期に4番としてチームをけん引できなかったことを悔しがった。すでに右手は完治し、バットを振り始めている。「タイトルを狙うなら打点王。もっと打点にこだわりを持たないといけない」と巻き返しを期す。

 来季は2年間務めたキャプテンの役割から解放される。「キャプテンをさせてもらって、今までとは違うチームの見方ができましたし、みんなの前で発言する機会も増えたので本当にいい勉強になりました」。そう感謝する一方で「やっと素の中田翔に戻れる」とニヤリ。「これからは伸び伸びと(西川遥輝)キャプテンの言うことを聞きながらやりたいと思います」と笑った。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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