西武注目の正捕手争いはどちらに軍配? 炭谷か森か、“両雄並び立つ”か

西武注目の正捕手争いはどちらに軍配? 炭谷か森か、“両雄並び立つ”か
田辺徳雄監督を悩ませる2人、炭谷銀仁朗と森友哉【写真:編集部】
宿題抱えたままの田辺監督「大いに悩ませて下さい。決め手は総合力」

 両雄、どちらを選ぶのか――。

 西武は今年、捕手のポジションを巡り、命題を突きつけられている。リード、強肩と球界屈指の守備力を誇る炭谷銀仁朗か、高卒1年目の昨季に3戦連発を放つなど才気あふれる森友哉か。

 昨オフにFA権行使を熟考した炭谷には数球団が正捕手として獲得を調査し、森も打てるスター捕手として希有な存在。捕手層の薄い球団なら、うらやむ話だが、正妻の座は1つしかない。

 お互いの長所、短所は当人同士が何より自覚している。炭谷が「友哉は確かに打撃がいい。自分は打率が低くても、四球や出塁率とかチーム打撃で貢献したい」と言えば、森も「武器はバット。でも捕手として銀仁朗さんのように信頼されるようになりたい」と捕手力向上の必要性を感じている。

 両雄並び立つ――。球史には、貴重な例もある。鈴木葉留彦球団本部長は「捕手2人制で最高だったのは梨田と有田」と振り返る。

過去に「2人制」の好例も、炭谷「1人で守る。そのためにチームに残った」

 名将西本幸雄監督が近鉄を率いた時代に強肩の梨田昌孝、強打の有田が正捕手の座を分け合った。特にリーグ連覇を飾った1980年には梨田が118試合で打率2割9分2厘、15本塁打、55打点、有田が95試合で打率3割9厘、16本塁打、37打点の成績を残した。他球団から「正捕手が2人いる」と“ありなしコンビ”と呼ばれ、恐れられた。

 現時点で当事者たちは“ギンモリコンビ”になるつもりはない。炭谷は「いい意味で、2人でやっていこうという気持ちはない。1人で守る。そのために(FA権を行使せずに)チームに残った」と決意を口にする。

 もちろん決めるのは首脳陣だということも理解している。打力に秀でている森には指名打者で出場する選択肢もある。田辺徳雄監督はキャンプ終了時点で「大いに悩ませて下さい。決め手は総合力でね」と、うれしくも悩ましい宿題を抱えたままだ。

 西武が両雄をどう起用するかが、7年ぶりの覇権へのカギになる。

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