論争続く「痴漢に安全ピン」 無償弁護を呼びかけたツイッターが話題

論争続く「痴漢に安全ピン」 無償弁護を呼びかけたツイッターが話題
「痴漢」…性暴力のひとつであり、性犯罪です。痴漢に関する事件は連日報じられ、後を絶ちません。加害者を捕まえた人、泣き寝入りした人…どんな形であれ、被害者の心には深い傷が残ります。

現在「痴漢被害を減らしたい」と動き出す企業や、ある弁護士の動きが話題になっています。

■海外でも警鐘「chikan」

昨年には、英国政府による自国民向けのサイトに「渡航注意情報」と日本の性犯罪に関する記載があり、この中に「chikan(痴漢)」との単語もあることが話題になりました。

海外に比べてレイプ事件は少ないことを記載しながらも、日本は被害者に大きな負担があること、女性の人権が守られていないこと、そして電車内での痴漢の被害は一般的であることが記載されています。

これには「日本の恥だ」と反発する意見、一方で「実際に起きていることを提示することは必要だ」と様々な意見が寄せられました。

■「シヤチハタ」が痴漢対策用ハンコ

そんな「日本の恥」が毎日のように起きている現状。「被害を減らすことができれば」と、痴漢対策用のハンコを開発することを発表したのは“朱肉いらずのハンコ”でお馴染みの、大手ハンコメーカー「シヤチハタ」。

被害者が相手の手などに印を残すことで「証拠になる」「抑止力にもなる」と生まれたアイデアだといいます。実現に向け、動き出しています。

■安全ピントラブルに「無償で弁護士たる」

今もなおネット上で議論が続いているのは、痴撃退対策として”安全ピンを加害者の手に刺す”という行為。「自分の身を守るためには当たり前」「触らなければ刺されることもない」と理解を示す人、反対に「過剰防衛」「傷害罪になるのでは」との批判も見受けられます。また、安全ピンを使用した女性が、トラブルに巻き込まれる可能性があることを懸念する意見も。

議論が続く中「無償で弁護したる」と動き出したのは、ツイッターで「大阪名物パチパチ弁護士」と名乗る男性弁護士。

「痴漢を安全ピンで刺した女性がトラブルに巻き込まれたとき対策弁護団」を、設立したことを綴りました。続けて「無償で弁護したる。 弁護団員も大募集中や。 このツイート拡散したら、痴漢被害減るかなあ。 減ってほしいわ」と心強いメッセージを投稿しました。



■「わいの出番かな」「協力する」

このツイートには、間もなく全国の弁護士から支持する声が相次ぎました。また、寄せられたコメントを見守っていたフォロワーからも「世の中捨てたもんじゃない」との声も。

「長野県なら対応します!」

「東京対応します」

「神戸はわいの出番かな」

「京都の案件なら協力する」

「こういう弁護士さんがいるとは、世の中捨てたもんじゃないな」

■「安全ピントラブル対策弁護団」HP設立も

これらのコメントに、呼びかけた本人も「弁護団員に名乗り出る先生などおらんと思ってた。わし一人でやっていこうと思っとった。ところがや。どんどん名乗り出ていただける、心強い弁護士の方々」と歓喜の声をあげ、集まった弁護団員を紹介しました。



さらに、「賛否両論ある弁護団やけど、『痴漢被害を減らしたい』という気持ちは一つ!」と「安全ピントラブル対策弁護団」のホームページを設置したことを報告。スピーディーな展開に頭が下がります。

■「刺された側の弁護は?」への回答は…

また、「大阪名物パチパチ弁護士」さんのもとには、「なぜ痴漢に間違われて安全ピンを刺された方の弁護はしないのですか?」との声が殺到していることを明かしました。

これには「ワシ独自の見解やで」と前置きし、「刺された側の無償で弁護を行う意思がないからや。 ワシの人生なんやから、やりたいことだけをやらせて頂く」とバッサリ。



自身の身を守る行為なのに、その後トラブルに巻き込まれたら…と動けずにいる方、弁護士に相談したいのに金銭面で悩み泣き寝入りする方…強い味方がいることを忘れないでください。

・合わせて読みたい→聞かされる身になって! 妄想トーク好きな女子にイラッとした瞬間3選

(文/fumumu編集部・長谷川 瞳

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