(画像は堀江貴文Instagramのスクリーンショット)ホリエモンとの愛称で親しまれている堀江貴文さんが、”勤続12年で手取りが14万円しかもらえない”問題について言及しました。


■手取り14万「日本終わってますよね?」

先月29日、女性専用掲示板『ガールズチャンネル』で「手取り15万円以下の人」というトピックが立ちました。

投稿主は「アラフォーの会社員です。主は手取り14万円です…。都内のメーカー連続12年で役職もついていますが、この給料です…。何も贅沢できない生活、日本終わってますよね?」と心情を綴りました。

これには『ガールズチャンネル』内でも、1500件以上というかなり大きな数の共感を呼んでいます。


関連記事:島崎遥香、「優先席に座っている会社員の人たち」へのツイートに賛否両論

■ホリエモンも言及

これはツイッターでも話題を呼び、トレンド入りを果たしたほど。共感や批判が多く集まる中で、搾取される者・する者という社会構造の問題を指摘する人もいました。

そして7日、堀江さんもこの問題について自身のツイッターで言及。「日本が終わってんじゃなくて、『お前』が終わってんだよww」という辛辣なコメントを残しました。




■ホリエモンさんの意図は…

堀江さんお投稿には賛否が多く寄せられました。

「さっさと転職しないからブラック企業が生き残ってしまう」


「うん、確かに。日本は終わっていない。こういう被害者意識の塊みたいな考えの人達が日本を終わらせるんだと思う」


「こうやって弱者を嘲笑う人間が政治家になろうとしている。正に『日本終わっている』」


「どんな低賃金でクソみたいな仕事でも、誰かが絶対にやらなければ回らないのが今の社会なんですけど、わかりませんかね?」


様々な意見が飛び交う中で、堀江さんは翌8日に改めて投稿。「誰かが絶対にやらなければ回らない」との意見をピックアップし、機械が担うことができる点を指摘。社会変化などを考えずに仕事をしていることが間違えだと持論を展開しました。



転職をした方が多いという意見が多い中で、転職をしなければならないほど肉体と精神をすり減らしている人は、その思考にすら行き着かないほど疲弊しているという事実もあります。

また、中には「一人でどうにかなるなら社会に生きてないわな」という指摘もある通り、社会構造に違和感を持って起業家、フリーランス、あるいは世捨て人になるという選択がそもそもできない人もおり、現状を打破できないことも多いのではないかと感じます。

努力すれば良いことだと言われたらそうなのかもしれませんが…なかなか難しいですね。

・合わせて読みたい→「セクシー女優は不幸」 価値観の押し付けに当事者が言及

(文/fumumu編集部・Amy

編集部おすすめ