■『火の鳥』と『100日後に死ぬワニ』
手塚さんは、父が残した名著『火の鳥』を出して、同じく「生きるとは」というテーマを伝えるために描かれた『100日後に死ぬワニ』を紹介。これまで、手塚さんはワニが死ぬまでを読み「手塚治虫は何年もかけて『火の鳥』を描いてきたというのに、『100日後に死ぬワニ』は100日を通してそれを多くの読者に伝えることができて、たぶん天国の父は今猛烈に嫉妬してると思う」と、故人の父親の性格を鑑みた意見を出しました。
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■「代弁者になったのか」
これに対して、「お前はいつから手塚治虫の代弁者になったのか」という意見もあった様子。本音は色々とツッコミたくなってしまうところであるようですが、「娘が『お父さんだったらこう思うんじゃない?』って軽く言うことすら許されないのが手塚治虫の公共的存在としての大きさなんだとあらためて思い知る」と何気なく家族の話をするのも難しいことを実感したそうです。また、アンチコメントを追うのがしんどい心情を明かしつつ、「自分を律するうえでも真摯に受け止めます。七光り、トラの威を借る、そんな言葉は何十年と言われてるので今更。個性ない悪口はスルー」と学びの場にすることにした旨を綴りました。
■「そんなことを言う人が…」
この手塚さんの話を受けて、様々な意見が寄せられていますが「そんなことを言う人がいるんですね… 私は単純に『さすが娘さん』と納得しかしませんでしたが…」「『親はこう考える』っていう、もらったDNAから感じることって、きっとどの親子にもあるはずなのに…というかそんなツッコミされる方よりずっとずっと手塚先生のことをご存知なのはるみ子さんなのに~!」など驚かされた人も多いようです。手塚さんは複雑な思いを吐露し、「皆様からのコメントに感謝します。
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(文/fumumu編集部・Amy)