(AdrianHancu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)2020年3月31日を以て英国王室を離脱したヘンリー(元)王子。

現在、彼は妻のメーガンと共にアメリカ・ロサンゼルスへ移住していますが、英国を蝕む新型コロナウイルスの蔓延に、心を悩ませていると米情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』が報道しました。



■ロスでの新生活に暗雲?

「今後、僕のことは気軽にハリーと呼んでください」そう発信したヘンリー氏は、現在妻と共にロサンゼルスで生活中。アメリカ大統領・トランプ氏より「警備費は出しません!」と名指しでお叱りを受け、目立つ行為をすれば叩かれ…と、先行きが不安なトラブルが満載です。

新型コロナウイルスの感染が拡大を続ける中、各国がロックダウンを実施している中での引っ越しが報じられ、しょっぱなから世界中のひんしゅくを買っていたところ、なんと父のチャールズ皇太子に陽性判定が下されました。

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■祖国に帰国したい気持ちはあれど…

情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』によると、自分が国を離れた瞬間に家族が危機にさらされたヘンリー氏はいてもたってもいられず、「イギリスに帰る!」と焦燥しきっていた様子。

チャールズ皇太子は3月末に自主隔離を終え、健康状態も良好だと報じられていましたが、後に英国首相のボリス・ジョンソン氏が新型コロナで入院。

エリザベス女王が異例のスピーチを発表するなど、まさに国難とも言える時期に1人異国に身を寄せていることに対し、どこか罪悪感を持ってしまったのでしょうか。


■帰国を阻止するメーガン

しかし、帰国をしようとする王子を妻・メーガンは必死で阻止したそう。彼が今下手に移動を繰り返し、陽性判定を食らっては元も子もないからではないかと解析されました。

生まれたばかりの息子・アーチーくんもいることですし、しばらくヘンリー氏が家に帰ることはなさそうです。

しかし、彼の離脱によって今現在最も負担を強いられているのが兄のウィリアム王子とキャサリン妃ではないでしょうか。ロックダウンによる自粛及び自宅待機を余儀なくされている2人は、インスタグラムにてリモートワークを行う様子を公開。

国民のメンタルヘルス問題をサポートする為に500万ポンド(約6億5000円)を投じる計画を立ち上げ、働きかけていることが明かされています。

雲泥の差、とはこういうことを言うのかもしれません。



■国民は突っ込む気力もなさそう

これらの報道を受け、イギリス国民はヘンリー氏にほとほと呆れてしまった様子。「危機管理が出来ていないのでは…」「メーガンと結婚したのが運の尽き」といった声がSNS上に寄せられました。

今はただ、祖国の無事を祈ることしかできないヘンリー氏。この先には警備費用や、アメリカの永住権問題もが彼にのしかかってくるでしょう。夫婦二人三脚でうまく行けば良いのですが…今後の動向にも注目です。

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(文/fumumu編集部・AKO