タレントのマツコ・デラックスさんが13日に放送された『マツコ会議』(日本テレビ系)にて、自身の考える「新時代の芸能活動」を熱弁しました。


■芸能事務所とギャラ事情

この日、ゲストとして出演した女優の本田翼さんが現在マイクロソフト社と組んでゲーム制作をしていると告白したことから、マツコさんは「ギャラ」の取り分に着目。

通常、芸能事務所に所属するタレントは仕事を振ってもらう代わりに売り上げの何割かを分配しなければならないという取り決めがあり、「タレント5:事務所5」「芸人1:事務所9」「芸人4:事務所6」など割り振り方は様々です。


本田さんは現在「スターダスト」という事務所に所属していますが、マツコさんはこのゲーム制作に対し「本田翼というクリエイターがマイクロソフトと共にゲームを開発しているということになる為、事務所との配分は事前に話し合ったほうがいい」「もしゲームが大ヒットしたら1割でも(持っていかれる額が)大変なことになる」と主張しました。

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■芸能人の在り方が変化している?

続いてマツコさんは「これからタレントって事務所との付き合い方が変わってくる」と持論を展開し、従来のように何でも全部事務所にお願いし、仕事をとってきてもらう代わりに高額なマネージメント料を支払う慣例がなくなりつつあるとコメント。

Youtubeやツイッターなど、タレント自身が「主張、創造、制作」を行えるコンテンツが増えてきていることから「今までの単調なルールには収まらなくなってきてる」と語りました。

マツコさんは新型コロナウイルスの自粛期間中、度々これからの働き方について考えていた様子を各番組で吐露していることから、若手芸能人の配信や自己プロデュース力に今までとは異なる活力を見出していたのではないでしょうか。概ね納得できる未来予測かもしれません。

■視聴者からも称賛の声

一方、「本田翼はその先駆者」と太鼓判を押された本田さんは驚きの声をあげながらも、「藤下社長見てるかなあ...」とポツリ。マツコさんの持論に納得したのか、事務所社長の名前を出してアピールするというお茶目な一面を見せていました。


SNSでは「後の芸能界のことから事務所との向き合い方ギャラの比率まで話が大きく展開してくのすごい流石マツコ会議」と、タブーと言われかねないところまで突っ込んでいく番組に称賛の声があがっています。

今後は「タレントマネジメント」や「芸能人」も多様化する時代。本田さんやマツコさんの新しい活躍にも期待したいですね。

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(文/fumumu編集部・AKO