28日、『ももクロちゃんと!』(テレビ朝日系)のゲストに、タレントの伊集院光さんが出演。
誰でも出来る”一人しゃべりのコツ”を明かしました。
■本にしようと思っていた
『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)や、『深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)など、人気ラジオ番組のラジオパーソナリティとして30年以上活躍している伊集院さん。MCのももいろクローバーZ(以下、ももクロ)もラジオでレギュラー番組を持っていることから、今週は伊集院さんにラジオの極意を伝授してもらいます。高城れにさんは「法則とかあるんですか? 一人しゃべりの」と質問。伊集院さんといえば、ラジオの一人しゃべりでリスナーを長年楽しませてきたことから「どういう文章の組み立てをしたら、一人しゃべりが成り立つのかなって」と気になっているそう。
すると「それね…老後に本にしようと思ってたんだけど」と伊集院さん。「本の宣伝ということでね。出るのは30年後だけど」と、今回は特別に一人しゃべりのコツを教えてくれることになります。
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■全部言う
伊集院さんいわく「一人しゃべりのラジオを、ちゃんとしゃべれるようにするコツっていうのがあって、これは誰でも出来ること」なのだそう。そして、そのコツとは「全部言う」というもの。伊集院さんによると「言い忘れちゃったこととかあっても、テレビだと割とそのまま進んでいっちゃうけど、『ちょっとごめん! 言い忘れたことあったから、もう1回最初から言っていい?』っていうのをやっていいの」と、一人しゃべりのラジオでは、思ったことを全部話してもいいと言います。
まさに今、ももクロメンバーにコツを伝授している時も「すっごくこう、秘伝のように皆に話してるけど、後でこのオンエア見たら、恥ずかしいんだろうなって思ったら、それを言う」と、思いついたことをとにかくしゃべっていいのだそう。
「そもそも、皆におだてられて先生の目線で話してるけど、どうなの? っていう話をもう、するんだよ」と、思いついたことを全部言い、話を広げていきます。
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■「それでもダメなら自分のせい」
伊集院さんの話に対し、百田夏菜子さんは「確かに、切り取られることないですもんね、編集みたいな感じで」と、テレビとは異なり、ラジオであれば編集で切り取られることはないので全部しゃべれるとコメント。伊集院さんも「そう! そう!」とうなずきます。また、伊集院さんは「生放送のいいところは、自分が精一杯やっているところが全部出ちゃうから、それでもダメなら自分のせいだもんね」と、生放送のラジオで勝負する際の心がけについても語りました。
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■「素人の自分が聞いても『なるほど』ってなる」
また、ラジオでは、映像がない中で聴いている人に状況を伝えなければなりません。そこで、伊集院さんはモノの大きさを伝える表現力を鍛えたと言います。ももクロメンバーも、ラジオでは「『あれ、これ』と言わない」「同時にしゃべるな」と注意されたことを明かしました。放送終了後、ネット上では「伊集院さんの話は素人の自分が聞いても『なるほど』ってなるなぁ」「伊集院さんがする状況説明が的確なんよねw」「伊集院さんはこういう描写が過不足なくていつもすごいと思う」との声が上がっています。
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(文/fumumu編集部・大島 あひる)