30日放送のラジオ番組『生島ヒロシのおはよう一直線』(TBSラジオ)に、西川のりおさん(お笑いコンビの西川のりお・上方よしお)が出演。
松本人志さんの性加害疑惑を報じた際、芸人たちが発するコメントに「意味がない」「そういう話はいい」と苦言を呈しました。
■会社の「初動ミス」を指摘
松本人志さんの性加害疑惑をはじめ“文春砲”がつづくなか、18日のラジオ番組に出演した西川さんは「会社の初動ミス」とひとこと。「『とりあえず調べてみます』『本人に事情を聞いてみます』といううえで発表したらいいのに、事実無根ですと言ったのが大きく波紋を投げた」と会社の対応に指摘。また、世間では松本さんの記者会見を求める声もあがりましたが、西川さんは「僕もまったくその通りなんです」といい、「記者会見したら自分がまったくシロであればきっちり言えるはずなんです」「そのうえで裁判するって記者会見で言えばいい」と語っています。
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■裁判は「プラスにならない」
そして今回、パーソナリティを務める生島ヒロシさんから「今回の一連の動きをどのように見てますか?」と聞かれた西川さんは「事情を聞いて、調査して、発表するという、その手順をまず、間違いました」と、再度“初動ミス”を指摘。つづけて「何年間にもわたって一般の方に『こんなことがあったんだ』とか『いや、なかったんだったんだ』とかなるっていうことはね、お笑いにとってはどっちの方向に行ったとしてもね、プラスにならないと思います」と、松本さんが数年つづくと見られている裁判を選んだことに対して持論を展開しました。
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■「内側からのコメント」に苦言
最近ではメディアで取り上げられ、芸人をはじめ多くの芸能人がコメントしていますが、この様子に西川さんは「内側からコメントするのはやめた方がいい」とコメント。松本さんについて語る際に「尊敬して入った」「憧れて…」などのコメントをする人が多いといい、「その内側からのコメントだったら芸人諸氏、入れない方がいいです」「今、直面している事例の話をしなければ、そんなコメントを入れても意味がないです」と伝えました。
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■「争点と論点を間違ってる」
さらに、松本さんにお世話になった芸人たちは「いい人だった」「僕が飲みに行った時は楽しかった」などのコメントについても、「一般大衆には関係ないことですからね。争点と論点を間違ってるんですよね。そういう話はいいんですよ」と一蹴。「そんな後輩の芸人諸氏、僕はコメントとして不適格も甚だしいと感じますね」と、辛辣な意見を述べました。
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■執筆者プロフィール
冬野とまと:千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。
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(文/fumumu編集部・冬野 とまと)