[総体]底力見せた水橋、覚悟を持ち続けて冬の全国へ:富山


[6.8 全国高校総体富山県予選決勝 高岡一高 2-1 水橋高 高岡スポーツコア]

 今年1月に全国高校選手権優勝を成し遂げた富山一高の長年のライバル、水橋高にとっては是が非でも優勝したい大会だった。準決勝で富山東高をPK戦の末下して臨んだ決勝は序盤から高岡一高を押し込んだ。FW吉松和貴(3年)が最前線で存在感を放ち、右SB上嶋壮太や左MF佐藤圭介(ともに3年)のスピードを活かした攻撃からチャンスをつくり出していた。

 ただミスから先制点を奪われると途端に攻守がチグハグに。攻撃ではそれまで上手くつなぎながら攻めていたが、ロングボール中心に変わり、守備面でもスライドの遅れが出てしまう。OBで就任2年目の上田裕次監督は「今いる選手たちは全国を一度も経験していない。失点してビビッてしまって自分たちのサッカーができなかった」と残念がったが、いいテンポで試合を進めていただけに痛い先制点献上となってしまった。

「流れを変えるスイッチ。メッセージを込めて送り出した」(上田監督)と後半開始から2人を入れ替え、14分にはMF吉川育良の左FKをMF下鳥佑稀(ともに3年)が頭で合わせて同点に追いつき、再び勝ち越された後も決定機を連発して底力は見せた。選手権では必ず結果に結び付けて全国へ。上田監督は「3年生はまとまりがあるので体現できる」という伝統の堅守を最大の武器に全国出場権獲得へ再挑戦する。

 今年1月にライバル・富山一高が全国制覇した際、指揮官は「(富山一を)倒すための覚悟があるか」と選手たちに問いかけたという。今回は優勝を逃したが、水橋イレブンは強い気持ちを持ち続けて必ず冬に大輪の花を咲かせる。

(取材・文 吉田太郎)
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