![[選手権予選]無我夢中の三鷹、鮮やか先行で優勝!!:東京A](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FGekisaka%252FGekisaka_151689-151689-fl_1.jpg,quality=70,type=jpg)
[11.15 全国高校選手権東京都Aブロック予選決勝 三鷹高 3-1 堀越高 味の素フィールド西が丘]
第93回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック予選決勝は、開始3分で2ゴールを挙げた三鷹高が追いすがる堀越高を振り切り、7年ぶり2回目の選手権出場を決めた。
23年ぶりとなる選手権を目指した堀越は1点を返すも、涙を飲んだ。
「先制されると厳しい。立ち上がり5分で点が取れるように」というゲームプランだったと言うのは堀越の佐藤実監督。しかし、結果としてはまったく逆になってしまった。キックオフ後間もない2分、FKからのクリアミスを拾った三鷹MF河内健哉(3年)が振り向きざまのシュートを決めて先制。「最初の10分は相手を知る時間。その中で1点取れれば……と思っていましたが」という三鷹・佐々木雅規監督にすれば願ってもない展開となった。
予想外の幕開けはさらに試合を動かす。先制ゴールから1分後、ゴール前へ再び河内が進出した三鷹は、競った後のこぼれ球をMF堀田将弘(3年)が押し込んで2点目。「立ち上がりに失点が2つ続いたことでペースを戻すのが苦しくなってしまった」(佐藤監督)堀越ではあるが、その後徐々に本来の姿を取り戻す。28分にはチームの大黒柱・MF石上輝(3年)がミスからのボールをフリーでシュートしポストに当てた。しかし三鷹は攻勢にさらされながらも、一瞬の隙を逃さない。31分、左SB安田航(3年)が奪ったボールを持ちイッキにカットイン。意外性のあるミドルシュートを決め、3本のシュートで3点リードを奪う。