![[選手権予選]目標は全国8強だった昨年越え、履正社が延長V!:大阪](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FGekisaka%252FGekisaka_151693-151693-fl_1.jpg,quality=70,type=jpg)
[11.15 全国高校選手権大阪府予選決勝 履正社高 2-1(延長)阪南大高 キンチョウ]
第93回全国高校サッカー選手権大阪府予選の決勝が15日、キンチョウスタジアムで行われ、履正社高が延長戦の末、2-1で阪南大高に勝利。2年連続2回目の選手権出場を決めた。
2年連続の履正社か、初優勝の阪南大高か。激戦区、大阪の代表校が決まる瞬間を見届けようと5,000人の観衆が集まったこの日のキンチョウスタジアムでは、観衆の期待通りの熱戦が繰り広げられた。
立ち上がりから、長尾悠平、安田拡斗のCB2人にアンカーの多田将希が加わりながら、ピッチの幅を使ったボール回しで履正社が試合を支配。阪南大高が守備の綻びを見せた瞬間にサイドチェンジや相手DFの背後など長いパスを前線に入れて、FW林大地を頂点とした3トップのドリブルを引き出した。
前半20分には後方からのクサビを受けたFW牧野寛太がダイレクトパスを右へ展開。フリーで受けた折り返しのパスを再び、右にはたくと今度は林。動き直しから相手DFの間を抜けた牧野に三度ボールが渡ると、落ち着いてゴール右にシュートを決めて履正社が試合を動かした。
先制された阪南大高は「声は届かないので、選手交代する事で選手たちにメッセージを送った」(濱田豪監督)と前半のうちにMF鳥越大智、FW高橋佳という2枚の攻撃のカードを投入。反撃体勢に入ると、前半終了間際の40分にFW奥平翼