
[4.16 J1第1ステージ第7節 FC東京2-4川崎F 味スタ]
川崎フロンターレはアウェーでFC東京と対戦し、4-2の逆転勝ちで首位をキープした。今季初の「多摩川クラシコ」は2度のリードを許す苦しい展開となったが、そのたびにFW大久保嘉人のゴールで追いつき、最後はFW小林悠が決勝点を奪った。
FC東京は出場停止明けのDF森重真人が先発復帰。前節・柏戦(0-1)のスタメンからはDF吉本一謙、MF東慶悟、MF河野広貴がメンバーから外れ、MF田邉草民が3試合ぶり、FWネイサン・バーンズが今季初先発となった。
首位の川崎Fは前節・鳥栖戦(1-0)から先発4人を変更し、MF原川力が移籍後リーグ戦初先発となったほか、故障明けのDF車屋紳太郎が3試合ぶりに先発復帰。MF森谷賢太郎とMF田坂祐介も2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]
試合は立ち上がりから激しく動いた。FC東京は前半4分、高い位置から田邉がプレッシャーをかけ、川崎FのDFエドゥアルドが浮き球の処理を誤ってこぼれたボールをバーンズが拾うと、ハーフウェーライン付近からそのままドリブルで独走。右足で今季初ゴールとなる先制点を奪った。
しかし、川崎Fもすぐさま反撃。前半11分、MF中村憲剛が自陣から正確なロングフィードを送ると、最終ラインの背後を取った大久保が冷静にワントラップから右足でゴール左隅に流し込んだ。大久保の2戦連発となる今季4点目は、J1歴代最多得点記録を更新する通算160ゴール目。試合を振り出しに戻した。