
国際サッカー連盟(FIFA)は9日、『ザ・ベストFIFAアワード』を開催し、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが年間最優秀選手賞を受賞した。C・ロナウドは、「今、僕はキャリアで1番良い時を過ごしている」と受賞を喜んだ。スペイン『マルカ』が報じている。
C・ロナウドは、15-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで12試合16得点を記録し、PK戦までもつれ込んだアトレティコ・マドリーとの決勝戦で、5人目のキッカーを務めてネットを揺らし、レアルの11度目の欧州制覇に貢献した。さらに昨夏フランスで開催されたEURO2016では全7試合に出場して3得点を記録。フランスとの決勝戦では前半で負傷交代することになったが、キャプテンとしてチームを鼓舞し続けて、ポルトガルを初の欧州王者へと導いた。
この活躍により、すでにUEFA欧州最優秀選手賞、バロンドール(世界最優秀選手賞)を受賞していたが、今回の受賞により個人3冠となった。「このトロフィーを最初に獲得できたのは素晴らしいことだ。レアルや代表でのチームメイト、そして監督たちのおかげだ」と感謝し、「今、僕はキャリアで1番良い時を過ごしている。信じられないような1年だった。個人としても、チームとしてもね。全員に心から感謝している」と興奮を抑えきれなかった。
さらにC・ロナウドは、FIFPro(国際プロフットボール選手協会)所属の約2万5000人のプロ選手の投票によって決まる、FIFA/FIFProワールドイレブンにも選出された。レアルとバルセロナから5選手ずつが選出されていたが、バルセロナの選手は11日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のビルバオ戦を控えているため、授賞式に出席しなかった。
FIFA側は憤りを見せているようだが、C・ロナウドは「(リオネル)メッシもこの場にいればと思ったんだが、もちろん、他のバルセロナの選手たちもね。だけど、彼らにはカップ戦がある。だからこの場に彼らがいない理由はよくわかるよ」と、理解を示した。
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