自分でルーティーン作り、一点集中のシュート。流経大柏MF宮本優太主将が同点PK

自分でルーティーン作り、一点集中のシュート。流経大柏MF宮本優太主将が同点PK
後半23分、流通経済大柏高MF宮本優太主将が同点ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.2 総体準々決勝 流通経済大柏高 2-1 長崎総合科学大附高 ひとめぼれスタジアム宮城]

 流通経済大柏高は後半23分、MF加藤蓮(3年)がPKを獲得。重圧のかかるPKをMF宮本優太主将(3年)が右足でゴール左隅へ決めて同点に追いついた。

 ゴールを決めると、宮本優は右手を突き上げてガッツポーズ。「市立船橋との県予選の決勝でも(PKで)点ゴール。(本田裕一郎)監督にもルーティーンを作れと。それを毎日蹴り込んでいたので、チームのみんなも背中を押してくれたので冷静に蹴ることができたと思います」と微笑んだ。

 自分自身の中でPKに入るまでのルーティーンを作成。決めている立ち位置から視線をポスト、ボールへと移して、一点に集中してシュートを蹴り込む。高校のグラウンドでも、スタジアムでも同じ感覚で蹴るための作業をこの日も実行。リーダーとしての責任も果たすゴールでチームを勢い付けた。

 前回大会で優秀選手にも選出されている宮本はこの日、MF宮本泰晟(3年)とともにセカンドボールの攻防で奮闘。黒子役に徹しつつも、MF菊地泰智(3年)とともにチームの柱を担う存在は少ないタッチのパスでプレッシャーを剥がすところも見せていた。膝の手術から今年5月に復帰し、コンディションを高めてきているボランチは今後もチームを支えて、勝利に貢献する意気込みだ。

 雰囲気良く勝ち上がって来ているチームはこの日の逆転勝ちでさらに勢いに乗るか。準決勝で対戦する前橋育英高にはプリンスリーグ関東で0-3敗戦。その際、欠場していた宮本優は14年度の選手権準決勝でPK戦の末に敗れていることも挙げ、「リベンジも兼ねてここで絶対に勝ちたいと思います」と誓った。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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