代表初招集の長澤和輝を攻守両面で高く評価、ハリル「数少ない選手」

代表初招集の長澤和輝を攻守両面で高く評価、ハリル「数少ない選手」
代表初招集となったMF長澤和輝

 11月10日のブラジル戦(リール)、同14日のベルギー戦(ブルージュ)に臨む日本代表メンバー25人が発表され、浦和レッズのMF長澤和輝がA代表に初招集された。専修大4年時にはユニバーシアード日本代表に選ばれたものの、年代別の代表招集歴はなく、これが“代表初招集”となった。

 昨季、ケルンから浦和に完全移籍したうえで、レンタル先の千葉でJ2の41試合に出場、4得点。ボランチやトップ下、サイドハーフなど複数のポジションでプレーの幅を広げ、今季から浦和に復帰した。シーズン当初は定位置を確保できず、ここまでリーグ戦の出場はわずか5試合。リーグ戦初出場は堀孝史監督就任後、8月27日の清水戦(2-1)だった。

 それでも「私は試合でいいパフォーマンスを続けている選手を選ぶ」というバヒド・ハリルホジッチ監督の指針どおり、直近の目覚ましい活躍が初招集につながった。今月19日のACL準決勝第2戦・上海上港戦(1-0)では先制点につながるCKを呼び込むなど攻守に躍動し、決勝進出に貢献。その後はリーグ戦でも2試合連続で先発出場を続けており、29日のJ1広島戦(1-0)で決勝点。これがJ1初ゴールとなった。

 W杯アジア最終予選の予備登録メンバーには入っていたが、指揮官が実際に視察したのはここ1か月余りのようだ。「ここ4、5試合(を見た)。それより前は見ていなかった。ACLの出来を見て本当にいいと思った」。率直にそう明かしたハリルホジッチ監督は「守備も攻撃も運動量が豊富な選手。守備の役割もしっかりこなしつつ、攻撃でも何かをもたらせる数少ない選手」と絶賛。攻撃センスだけでなく、デュエルでも強さを発揮するなど、攻守両面で能力の高さを評価した。

 同じくハリルジャパン初招集となったMF森岡亮太(ベフェレン)とともに「長澤、森岡がこの合宿でどういう動きをするか本当に楽しみだ」と期待を寄せる指揮官は「あとは彼がチャンスをつかむだけ。A代表に定着するかは分からない。本当に彼次第だ」と、さらなるアピール、成長も求めている。

(取材・文 佐藤亜希子)
●2018W杯ロシア大会特集ページ

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